2018年4月20日金曜日

ホルモン注射試験(2回目)



そして、

今日は予定よりも10日程遅れての

アロワナホルモン投与試験の2回目を行って来ました。


先ずは

いつも通りにアロワナ池の親魚を捕獲するところから

スタートです!


オジサンも手慣れた手つきで

スムーズに作業が進みました。


前回は生殖腺の発達を促すホルモン剤を

注射したのですが、

今回はそのホルモンと共に

産卵誘発剤を追加してのホルモン投与試験を行いました。


前回同様に

日本で使っていた薬剤とは違うものなので

いつも以上に慎重に作業を進めました。

また、注射する部位は

日本では腹腔内に打っていたのですが、

今回は背中に打つやり方でしたので

新鮮な作業でした。

でも、確かに腹腔注射は内臓もあるので

経験がない人だと知らずに内臓をキズつけてしまうので

親魚が死んでしまう事もあり

リスクがあるので背中への注射の方が気持ち的には

楽ですよね。


僕は初めての職場が腹腔内注射だったので

小さいモロコから大きなコイやナマズまで

様々な種を扱ってきたので

手元の感覚は今でも感じることができるので

自信はありますが、

逆に背中への注射を現場では考えたことがなかったので

これでしっかり魚が反応してくれれば

安全にできますし良いですよね~



ただ、今回に限っては

親魚のコンディションがそれほど良くないので

産卵までもっていけるかは難しいのかな~

というイメージをもっています。


でも、こうした経験は必ず

今後に生きるのでカンボジアに水族館ができた時には

アロワナも他の魚たちにも

役立てたい技術ですよね~!


ちなみに、

これまで見てきたカンボジアの養殖魚への

ホルモン剤投与の際は

全て背中への注射でした。


どちらも良し悪しはありますが、

最新技術ではエサの中にいれて

経口投与させる方法もあるそうですから、

同じ内容でも様々な方法があるんだと

カンボジアの地でも


学ぶことは多いんだと感じていますっ!


1ペアくらいうまく産卵してほしいですよね~


楽しみです!




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