2017年12月12日火曜日

イリーガルで採れた魚たち2


続いてはお馴染みのボティアですね。

現在の有効な学名はYasuhikotakia modestaです。

鰭の赤色とボディーのコントラストは最高にキレイです(笑)


そしてこちらはコイ科のParalaubuca typusです。

意外と体高がありますが、

上から見るとぺらっぺらの魚なんです。

以前はメコンに潜水した際に

大きな群れに遭遇した写真をアップしたのもこの魚です。


こちらもよく登場するカンボジアを代表する魚、トライリエルです。

学名は現在Gymnostomus siamensisが有効種です。

ギムノストムス属では3種がカンボジアにいます。

カンボジアで売られている魚醬(タックトライ)の

大部分の原料はこの魚です。

今月から1月がピークですが、

トンレサップ湖で育ったこの魚の大群が

トンレサップ川を通ってメコンへ下る時期です。

今年は大規模な定置網のダイ漁が禁止されているので

例年以上に大量の魚がメコンへ下ると予想されます。

そうすると、来年、再来年にはその恩恵がトンレサップにも還元されると

僕は思っています。

資源が豊かになると良いですよね!!

楽しみです。


こちらもコイ科で、Cyclocheilichthys属です。

頭がつぶれていて、

体高があり、鱗にも黒色点があったり、

尾柄には大きなスポットもありますよね。

この魚はちょっとシブいですが、

飼育してみるときれいな魚ですよ。


こちらもお馴染みのナマズ!オムポックですね。

Ompok siluroidesです。


こんな感じの魚たちがたっくさん入っていたんです。

トンレサップは水産資源では豊かな湖といわれていますが、

それでも資源には限界があるので

一般種でもレアな魚でも大切な生きものなので

ルールや規則を守ったヒトの生活ができる環境になると良いですよね。

これからのそうしたカンボジアの歴史を見守っていきたいです。


それにしても、


久しぶりの魚だったので

ほんのひと時でしたが楽しかったです!!



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