2017年5月28日日曜日

トンレサップ湖実習へ


先日、魚の授業が終わったとご報告しましたが、

今季が最後となるプロジェクト全体としては

まだ数回プログラムが残っているんです!!


一昨日は

トンレサップ湖への実習に行ってきました。

今回は前回の参加者が約半分!

残りの半分は初めての訪問!という事で

みんなすごくノリノリでした。

船着き場に到着後、すぐに僕の簡単な湖や魚に関するお話を

行ったのですが、何人かはカップのアイスを食べながら聞いていました(汗)

先生たちも数人いたので怒らないのか?と思っていましたが、

怒りませんでしたね(汗)


という事で、

僕の仕事はすぐに終わってしまったのですが、

ここから、船に乗って浸水林を通り、

水上村を通り、

湖へ出て沖のレストランへ立ち寄り、

ワニなどを見て戻りました。



2隻に分かれての船だったのですが、

隣の船内ではマイクを使って

カラオケ大会が始まりそうだったそうで

NGOの方に起こられていたそうです(汗)

ど~も今回も真剣に聞いてくれる生徒は少なそうです(汗)


そして、

船からあがって乗り場に戻ると、

すぐに約半数の20名ちょっとの子らが

売店に群がり、ジュースやアイス、お菓子を買いあさり始めました(汗)

まさかと思っていましたが、

やはり基礎教育が足りないのかな・・・という

残念に思える行動が後を絶ちませんでした。

その光景に見かねたNGOの方が再度注意をしてくれていました。





最後にメインイベントともいえる今回のゴミ清掃をみんなで

行ったのですが、

いつもの通り、みんな真剣に取り組むことはなさそうで

流れでやっているという子や

拾いさえしない子も多かったのが残念でした。





これではカンボジアの放置ゴミは今以上に少なくなる事は当分なさそうです。

今回に限らず、これまでにいくつかの団体さんたちの活動の一環で

ゴミ拾い活動はやって来ましたが、

僕の経験したカンボジアでのゴミ拾い活動はすべて

今回と同様の結果が見られました。

個人的にはやるからにはとことんやりたいので、

企画してやったという形だけの活動はパッとしなくて

後味がとても悪かったという思いだけが残ります。

昨年から某一流大学の教授さんたちが

企画している自然環境プロジェクトが今年予定されており、

そこでも水辺のゴミ拾い活動などが企画されていて、

内容にもよりますが、僕も講義をする機会があるかもしれません。


このプロジェクトを企画されている教授と

昨年お話をさせていただいた際に

今回の様なカンボジア人学生たちの取り組む姿勢や、

教える側の伝え方、

その内容が彼らに伝わるのか?

結果に残したい!

などなど正直な気持ちをすべて伝えました。


この話をすると、ついつい

自分でも思っている以上に語ってしまうので

だいぶ失礼な話もしたと思いますが、

いつも残念な結果で終わるのは嫌ですよね!

こうした活動はただやった事に意味があるのではなく、

彼らの心に伝わったかどうかが唯一の評価の対象だと思っています。

形だけの活動はまっぴらです。(正直な気持ちです)


そんなこんな!で

今後、この様な取り組みに参加することになった際には

これまで以上に自然環境を伝える側として

もっともっと強い気持ちや伝え方を考えないと

いけないな!と思っているのですが、

その答えは未だに見つかりません・・・


カンボジアで魚に関する活動をする以上、

この問題はいつも主となる目的と共に

いつも並行して関わる問題だと思うと大きな課題だなと感じざるを得ません。


さーどーする?




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