2017年1月10日火曜日

三季


最近は魚ネタが少なくてすみませんっ!




数日前にはシェムリアップにも乾季一番が吹き始めました。


という事で(笑)

今日はカンボジアの季節についてです。

日本には四季がはっきりとあり、

春夏秋冬に加えて梅雨などもありますよね~


その一方でインドシナのほぼ真ん中にある

カンボジアはというと、

雨季と乾季があることはよく知られていますが、

少なくともその間にもう一つの季節があるんです。


それがWind Season・・・風季です!


数年前にJICAの仕事で地方へ通っていたのですが、

その際に毎回プノンペン空港から水産局のスタッフが運転する

最新ランクルで現場まで送ってもらっていました。(リッチでした)

その時に車中で運転手さんから教えてもらったのが

このわずかな期間だけ味わえるWind Seasonです!


運転手のおじさんからは

『カンボジアには季節が3つあり、

今がそのWind Seasonなんだ!』と。



その話を聞いてからは毎年この季節になると、

風が吹くのを待つようになりました(笑)


僕の推測も含めての話ですが(笑)、

基本的にカンボジアは雨季と乾季があり、

雨季は南西側にある海岸線方向から雨をたくさん持った南西モンスーンの勢力が強く、

海岸線沿いやタイ・ベトナム・ラオス国境のある山脈沿いで最も雨量が多く、

シェムリアップやプノンペンなどの平野部がその後に続きます。


そして、

乾季には反対方向の乾いた東北モンスーンの勢力が強くなり、

その影響でカンボジアでも12月、1月の夜は冷え込み、

みんながジャンバーを着てバイクに乗る季節が見られます。


その季節の切り替わりの際に

東北方面から吹く強い風が

僕が勝手に名付けた乾季一番の風です!


日本の春一番みたいな感じですかね(笑)


このWind Seasonはあっという間に終わるので

この季節を感じとるのは難しいですが、

僕はカンボジアならではのひとつの季節だと思うようになりました。


この時期にカンボジアに来られる方にも

ぜひ味わってもらいたいです。


この風が吹くころからメコンの水位も

ぐんぐんと下がるので

透明度の高いメコンの季節がやって来ます!

フォーバーの生殖腺もそろそろ成熟し始める頃ですね。



ちょっとした季節の変わり目から

魚を想像する今日です(笑)



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