2016年12月26日月曜日

ようやく出会えた黒いヒナハゼ


昼ご飯を食べてからは

このビーチ沿いで一番大きな淡水域でもある

ラグーン(潟湖)へ行ってみました。

ここは目的の黒いヒナハゼの採集経験があるので

ここで採れないとやばいなーなんて思いながらの調査となりました。


ここは山に向かってラグーンが伸びていて、


海側は分厚い砂浜の砂でせき止められています。

それでも、雨季の間はおそらく水量もあるので毎年ある程度ラグーンの形も

変化している様に見てとれました。

やはり数年前とは形状が違います。

かといって人為的に変えられたという形跡はありません。

これも自然の力なんでしょうね。


水面を覗いて観察すると、

いろいろな魚がみえました。

キスの仲間もいれば、

マングローブジャックの仲間やコトヒキなどなど

さまざまな汽水性の魚たちがいました。


そうなれば、

まずは潜水です!

潜りながら一通りの魚たちを観察してみました。






その後、浅くてハゼの仲間が多いポイントでタモ採集してみると、

ついに!目的の黒いヒナハゼ(おそらくRedigobius nanus)が採れました!

下の写真がその魚です(笑)

12-15mmくらいでしょうかね。

ホントに小さい魚です(笑)

しかも真っ黒なので魚好きでなければ

ただのゴミに見えちゃうかもしれないくらいの姿です。

でも、それだけにとってもかわいいハゼです。


そして、僕は今回このハゼを持ち帰りました。

たぶん以前にもとっていると思うのですが、

ちょっと不安になったので3個体程写真撮影用にしました。

第2背びれの上を走る黄色い帯が

たぶん写真では持っていなかったので

慎重にキープしました。


結局、ここでは

5種類くらいのハゼを見ることができました。


今回最大のミッションが達成できたので

ホンマにホッとしました。



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