2016年10月6日木曜日

トンレサップ湖調査3日目ストウン

そして、3日目の今日は

さらに南へ向かい、

ストウンという小さな町から船に乗って川を下りながら

コンポントム州の水域をまわってきました。


この地域は5年ほど前に

ダトニオを求めて情報集めをしたことがあり、

思い出の地域です。

その時は乾季だったので川はほとんど水もなく

今回の様に6-8mと深い水深の川ではなかったので

その変貌ぶりに驚いちゃいました。



大きな本流を10km程下ると、

そこから数十キロはこの時期だけ氾濫している氾濫原の上を

進みながら下りました。

そのほとんどの水域は乾季には草原か草むらというような場所で

今だけ通れる道でした。



その途中で本流からだいぶ離れたエリアでは

水の色が急激に透明になり

辺り一面がブラックウォーターになりました。

こうしたエリアが何か所かあったので

そうしたエリアも調査をしました。

どこからダトニオのDNAが出てくるか楽しみですね!


そして、さらに数キロ進むと、

一気に開けたトンレーチュマーという湖へ出ました。

ここは今でこそトンレサップ湖とつながっり一体化していますが、

乾季には孤立した湖となります。

雨季に水が少なかった年や

乾季が長い季節などには

減水が進み魚が大量死してしまう事もあるくらいです。

そんな湖ですが、

この日はとってもきれいでした。


さらに進むと、

トンレサップ湖に出ます!

ここでも馴染みのあるコンポンチュナンの山が遥か彼方に見えました。

たぶんこの日は空気が澄んでいたんでしょうね。

乾季だと見えそうもないですね(笑)


このエリアでも

沿岸部や浸水林エリアもサンプリングしてきました。

シェムリアップ周辺の浸水林とはまた違った

雰囲気がものすごく漂っていました!


ただ、今日の船は

FRP製でエンジンも今までで一番馬力があって新しかったので

良かったのですが、

一つ大きな問題が・・・(笑)

そうです!

屋根が・・・

最悪でも欲しかったあの布さえなかったので(笑)

かなり体力が奪われました(笑)



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