2016年9月19日月曜日

メコンの水中10(毛フグ編2)

 
久しぶりのメコンシリーズです!!
 
今回は前回に続き毛フグです。
 
舞台はもちろんメコンの本流です。
 
 
ここは流れも比較的緩やかですが、
 
じっとしていればあっという間に下流へ流されちゃいます。
 
もちろん自力で上流側へ戻るのは相当大変です。
 
 
 
そんな流れの中を覗いてみると、
 
いました!!
 
というか、実は偶然出会ったんですが(笑)、
 
毛フグと水中で出会ったのはこの時が初めてだったので
 
何ともいえない興奮でした(笑)
 
最初は遊泳している魚を探していたので見落としそうになりましたが、
 
ちょっと違和感がある岩だったので
 
すぐに目が行ってしまいました(笑)
 
ちょっとまわりの岩と色が違うんですよね(笑)
 
それでも、フグだとはわかりませんでしたが、
 
じっと見てみると、
 
フグだ!
 
・・・でも、
 
 
いままでみたフグはこんな格好はしないな・・・
 
という事はまさか!毛フグ??
 
 
みたいな感じで
 
消去法で毛フグかな~と。
 
逃げられる前に遠くから写真に収めながら
 
徐々に接近して写真を撮っていきました。

 
そして、
 
息が続かないので、
 
浮上して息継ぎしてからすぐに船の仲間に連絡して
 
タモを持ってきてもらうように指示しました。
 
タモが届くまでの1分がすごーく長かったのを覚えています(笑)
 
水中と船を何度も交互に見ながら
 
魚が逃げないように見張ります(笑)

 
やっとタモが手元に届いて
 
再度潜って岩にへばりついて態勢を整えてから
 
タモを設置しようとしたところで
 
フグが勢いよく逆方向へ反転して上流側へ猛スピードで逃げました(汗)

 
初めての対面でこの個体は逃しましたが、
 
やつはちゃんとこちらを見てたんですね(汗)
 
魚によってそれぞれ性格が違うのですが、
 
こいつは油断しちゃいました(笑)
 
 
この後一個体採れたので
 
記録としてはしっかり残せたのでホッとしました。
 
 
この騒動で相当ガックリきたのですが、
 
実はこの後に思わぬ展開が待っていたんです(笑)
 
毛フグが反転して逃げた瞬間に僕も岩を蹴って
 
全力で潜水しながら深場に潜ったのですが、
 
その先に待っていたのは
 
その毛フグではなく、
 
 
メコンタイガーとも呼ばれる
 
フォーバーダトニオだったんです。
 
このお話はまたの機会に!!
 
こうご期待!!
 
 

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