2016年3月3日木曜日

フィールド実習

 
昨日は予定通りに
 
村の水域でのフィールド実習を行いました!
 
 
昨年の場所(川)は水がないため、
 
約100m離れたところにある場所で行うことに。
 
実はこの場所はアンコールトム遺跡のお堀なんですっ!
 
僕らは普通許可を得ないと調査できない水域なのですが、
 
地元のひとならではのフィールドですね。

 
みんなやる気満々で投網やカゴなど、
 
それぞれ手に持って今か!と待ち構えていました(笑)
 
もともと、子供たちは普段の遊びの中で
 
川遊びをして魚採りをしているので
 
僕らが思う程特別な事ではないのですが、
 
今回は普段とは違い、
 
あくまでも自然や魚の姿をしっかり観察して
 
いつもとは違う視点で生きものを見てもらうのが
 
目的なので、最初の挨拶の時にその目的を伝えました。

 
早速、一時間の採集が始まりました。
 
今回は4班に分かれましたが、
 
どのグループも思い思いの場所へ行き、
 
一生懸命に魚を採っていました。
 
 
日本だと、男の子の一部がはしゃいで
 
女の子の多くや大人しい男の子はなかなか水に入りませんが、
 
ここでは違うんです(笑)
 
男女問わすに約9割の子がみんな自分から水に飛び込んで
 
最後まで思う存分に魚採りをしていました。
 
下の写真は皆女の子です!

 
捕獲してきた網の中をみんなで覗き込んで
 
虫や魚を集める女の子もここでは普通です。

 
こちらはメアス博子さんが運営する
 
スナーダイクマエの卒業生のサイハーです(笑)
 
今はこのプロジェクトの中心でもあるJSTのスタッフさんです!
 
この日はカメラマンとして来ていました。
 
こうして一緒に仕事できるのは嬉しいですね!
 
サイハーはイカダに乗っていたのですが、
 
思うように漕げなくて
 
歩く方がよっぽど早かったです(笑)


みんなが魚採集している傍らでは
 
牛たちものんびり草を食べていました(笑)

 
下の写真の女の子たちは
 
何やら一生懸命に魚採りしているように見えますが、
 
実はヒルを集めているんです(笑)
 
この実習では魚以外にも
 
水草や水生昆虫など水辺の生きものなら何でもOKです。
 
大きなものは20cmくらいのヒルを採っていました(笑)
 
みんな強いですね(笑)

 
投網は活発な男の子が独占していたので
 
女の子が使うシーンは見れませんでした。
 
でも、ライギョなどの大きな魚を採っていましたよ。

 
こちらの追い込み網は女の子たちもよく使っていて
 
何度も何度も胸まで浸かって魚を採ってくれました!
 
 
大きなバルブの仲間(イエローフィンバルブB.gonionotus)もとれました!

 
そして、最後は昨年と同様に
 
水辺実習を行った周辺のゴミ拾いをしました。
 
全部でビニール袋20袋くらいとれました(汗)
 
ビニール類はやはり多いですね・・・

 
こうして、何とか無事に実習を終えることができました!!
 
 
 

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