2016年1月28日木曜日

トンレサップでの資源保護策

 
昨日の調査の際にはシェムリアップの水産局の方や
 
コンポンプルック村の村長さんらも参加していたこともあって
 
村の沖合で行われている
 
保護区域を視察してきました。
 
 
湖岸から数キロのところに
 
水上監視小屋を建てて夜間警備をしながら
 
約2km四方の保護区を設けて資源の保護を行っており、
 
このプロジェクトは村といくつかの国際団体が取り組んでいるそうです。

 
これだけ広い水域なので、
 
2km四方とはいえ、わずかな保護面積ですが、
 
こうした活動をすることで漁師さんらの間での意識が変わる可能性があり、
 
続けてほしい活動ですね。
 
村長さんと水産局の方
 保護区域内に入ってみると、
 
湖面から木の杭や大きな木の枝などが見えてきました。
 
 
漁礁の役割りのために設置しているものだと思います。
 
トンレサップ川やメコン河でも木を沈めておくと、
 
魚がその周辺に集まるのでそこを網で囲うとたくさんの魚が採れます。
 
そう考えると、とても簡単な障害物ですが、
 
一部を除く多くの魚が集まると考えられるので僅かな数だとは思いますが
 
有効な生息場となる可能性がありますよね。

 
ただ、このプロジェクトは3年計画で
 
すでに2年経過しているのであと1年で終了してしまうとのことです。
 
大規模な保護活動ってお金も絡んでくるので本当に難しいですね。
 
ダトニオももしかしたらこの下にいるかも・・・
 
なんて想像しちゃった昨日のトンレサップでした。
 
 

トンレサップ湖調査2

 
昨日のトンレサップでのサンプリングですが、
 
もちろん、プロジェクトとしての作業でサンプリングをしていきましたが、
 
僕個人の仕事もちょろっとさせてもらいました(笑)
 
とはいっても、
 
ただ単に写真撮影用に数個体いただいただけです。
 
今回は特に下の写真のナマズMystus bocourtiです。
 
このナマズの写真は持っているのですが、
 
調べてみると、2001年と2008年に撮影したものしかないんです。
 
それがキレイなら良いのですが、
 
当時のコンパクトカメラで撮ったものなので
 
鰭とかも伸びていないし・・・
 
ずっと撮り直したかったんです。
 
 
標本にするので氷水での保管もできましたが、
 
例の「活かす(イカす!)イケス」も持っていったので
 
活かしていくつかの種と共に持ち帰りました。

 
そして、研究室へ持ち帰って水槽へ入れてチェックしたことろ、
 
ナマズはキレイだったので撮影しました。
 
他の種は鰭が切れたり鱗がたくさん剥がれていたので
 
しばらく飼育しようと思っています。

 
この春は調査へ出かける機会があるので
 
古い写真を更新するために撮影が増えそうです。
 
でも、撮影の作業は1個体撮るだけでスゴい時間がかかるので
 
大変なのですが、ここは気張らないといけないところです(笑)

 
 

トンレサップ湖調査

 
今日は長尾財団の打木さんとプノンペンの水産局チームのみんなと共に
 
定例のトンレサップ湖の魚調査(サンプリング)に行ってきました。
 
今、「行ってきました!」と書かせてもらいましたが、
 
改めて考えると、これまでずっと一人でやっていた調査を
 
今はこうして信頼できる仲間と一緒にできる事がどんなに
 
心強く、勉強になるかを痛感します。
 
 
皆さんも知っているアロワナ調査を始め、
 
こうした調査研究のチームに誘ってくれた打木さんには感謝しかないです。
 
本当にありがとうございます!!
 
 
いつも当たり前の様にやっている事でも
 
時々はその当たり前の出来事を振り返って
 
感謝する事は大切ですよね。
 
でも、・・・なかなか振り返ることって難しいんですけどね(笑)

槍の様な形をしていて、魚がどんどん壁沿いに進むと

だんだん狭い場所に進入してきます。
 
さて!
 
今日は東南アジア最大のトンレサップ湖の魚調査なのですが、
 
こんなに広いところで何をするかというと、
 
やたら滅多に投網なんか打っても魚は入りません(笑)
 
何といっても、
 
トンレサップ湖の雨季の湖面積は日本一の琵琶湖が約670k㎡なのに対して
 
最大で16,000k㎡もあるんですからね(汗)
 
 
こんなにデカいので、漁師さんの定置網や刺し網などの大型の漁でとれる
 
魚を片っ端から記録するという方法で調査をします。
 
 
この日は日本ではエリ漁と呼ばれる定置網をまわりました。

これが最後のカゴです。小さいとはいっても結構デカいですよね(笑)
 
アローヘッドなんて言い方もしますが、
 
杭や竹の網などを岸際から沖に向かって設置し、
 
魚の習性を利用しながら狭い場所へ魚を誘導して
 
最後に一度は行ったら出られないカゴに追い込む!という仕掛けです。

 
そして、定置網に入った魚たちです。
 
約丸一日設置した成果です。
 
季節や設置場所、設置期間、天候などなどによって成果には変動があります。

 
そんな中、今日はちょっと少なめですね(汗っ)
 
それでも、ジャイアントスネークヘッドの小さいのが数個体入りました。

 
他にも多様な種が入りましたが、
 
これといって「おおー!」というような種はいなかったですね(残念!)

 
水産局チームにみんなと選別作業を行い、
 
記録をとっている様子が下の写真です。

 
 
また、ちょろっとこの湖では珍しいナマズの仲間の
 
クラリアス・バトラクスが1個体入りました。
 
こちらはカンボジアをはじめとするインドシナの在来種です。 

 
 

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今日は朝早くからの調査だったので
 
眠いので(笑)寝させてください(笑)
 
おやすみ・な・・さ・・・い・・・・・

2016年1月26日火曜日

いけるかな

 
先日、大阪にいる連れから連絡があり
 
十代の頃から大好きな氷室さんの最後のツアーが4月から始まると!
 
 
BOOWYが好きな人にとってはLAST GIGSという
 
響きだけでもグゥーっ!ときちゃいますよね。
 
このギグのセットリストはリクエストで決まるという事だったので
 
昨日の夜遅くにサイトからBOOWYとソロの中の
 
大好きな曲をリクエストしちゃいました。
 
 
 
とはいっても、
 
今はファンクラブに入っていないので一般のチケット予約だから、
 
抽選で当たらないと行けません。
 
 
友人が応募してくれたので当たるのを願うだけです。
 
 
4月23日、24日の大阪ドームでスタートです!
 
ものすごい欲を言えばホントのラストの5月の東京ドーム行きたいですね~
 
 
それまで楽しみにカンボジアで気張らないと!
 
 
魚ネタではなくてすみませんっ!!
 
こればかりはついつい興奮しちゃいました(笑)
 
 

韓国からチェさんが来ました!

 
 
 
2年ほど前にカンボジアの水域を案内した時に出会った
 
韓国の魚類学者さんのチェ・スンホさんから数日前に突然メールをいただきました。
 
 
何でも、今カンボジアにいるとか!
 
いきなりだったのでとても驚いたのですが、
 
驚く間もなく今朝電話が来ました(笑)
 
 
すでにシェムリアップにいるそうで相談したい事があるので会いたいとか・・・
 
滞在しているホテルの名と場所を聞いたのですが、
 
わからなかったので、
 
今夜一緒に有名な韓国料理屋さんで会う約束をして電話を切りました・・・
 
 
・・・その数分後に
 
家の裏に停めている車へ荷物を取りに行った時の事です。
 
車の後ろから韓国語が聞こえてきます・・・
 
 
自分と同じ背丈くらいの壁の裏はホテルなのですが、
 
その声の聞こえる壁の向こうを「まさかねー」なんて思って覗いてみると、
 
 
なんと!そこにチェさんがっっ!!
 
 
まさか隣にいたなんて・・・
 
かなり偶然ですよね~
 
チェさんもびっくりしてました!
 
 
ホンマにびっくりポンです(笑)
 
(今、朝が来たハマってます!)
 
 
 
チェさんらはすでにサンプル集めを開始しているようで
 
トンレサップでサンプリングした魚の標本つくりと写真撮影をされている最中でした。
 
そんな中、ちょうどホルマリンが足りなくなったようで困っていたので
 
研究室にある6本のホルマリンを分けてあげました。
 
 
その後、
 
ちょうど僕も関わらせてもらっている日本・カンボジアの魚チームもシェムリアップへ
 
来ていたのでリーダーの打木さんとチェさんの部下のキムさんと共に
 
夜ご飯を食べに行ってきました!
 
食べたのはもちろん! 韓国料理です(笑)
 
 
チェさんらのチームも今カンボジアの魚調査のプロジェクトをしてることもあって
 
いろいろな話をお互いにすることができました。
 
でも、チェさんの調査はサンプリングに関して
 
大きな問題を抱えていて厳しい状況にあるため、
 
今後、お手伝いをしてほしいと依頼を受けました。
 
でも、この依頼は僕にとっても難しい問題なので
 
これから話を詰めて良い方向へ進められるように相談していこうと思っています。
 
 
どうなるかわかりませんが、
 
チェさんにとっても良い結果が出せるよう
 
気張れるよう準備しないといけません。
 
 
いろいろありますが、
 
今日も嬉しい出会いでした!
 
 
 

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タイからの小さなお客様

 
昨年末だったでしょうか?(今年に入ってからかな?)
 
タイのバンコクに住む日本人のお母さんから1通のメールが届きました。
 
 
なんでも、10歳の息子さんが魚が好きで好きでたまらないとか!
 
そして、僕の事を知ってくたのがきっかけで
 
佐藤さんに会いたい!という息子さんのリクエストをお母さんが聞いてくれて
 
23日に会うことに!!
 
 
ただ魚の話をするだけだと、もったいないので
 
近くの川へ魚採集に行く事を提案させていただきました。
 
そして今回は子供さんとお母さんという事なので
 
今嫁の代わりにうちの美容室を切り盛りしてくれているハルナさんと
 
スタッフのユンにもお願いして店を閉めて
 
一緒に川へ来てもらいました。(二人ともありがとう!)

この写真から下の3枚はお母さんからいただいたものです
 
川へ着くと、早速魚採集開始です!
 
一通りの魚をタモで捕まえて魚の話をした後は
 
投網をやってみたい!という事だったので教えたのですが、
 
まだ小さいので5キロの投網は打てませんよね(笑)
 
という事で、僕が打ってから網をひく役をやってもらいました。

 
ところが、すでに魚が逃げていてなかなか入りませんでしたが(笑)
 
最後の最後で4尾入り!
 
みんなで大喜びしちゃいました(笑)(ホントに嬉しかったですね)


これまで多くの方がカンボジアへ来て出会う事ができましたが、
 
こんなに小さな子は初めてだったので
 
僕にとってもとても良い経験となりました。
 
 
これからもたくさん勉強していつか
 
立派な研究者さんになってほしいですね!!
 
こちらも勉強になった一日でしたっ!
 
ありがとうございました。
  

マメ(もだま)探し

 
授業の後は今月もマメ(もだま)探しに森へ行ってきました!
 
先月もそうでしたが、
 
今月も昨年たくさんあった場所を探しても一つも見つかりませんでした(泣)
 
かなり残念ですが、こればかりは自然の事なので
 
仕方がないですよね。
 
 
また新たな場所を探さないといけなさそうです。
 
来月は他のポイントを探してみようと思っています(笑)
 
マメ集めは趣味ですが(笑)
 
ハマると楽しいですよ!
 
趣味ってちょっとしたことからはじまるものですから
 
楽しまないと!!
 
 

もうひとつ!

 
またまたバイヨン中学ネタですが(笑)
 
この日学校を訪問すると、
 
隣の教室で思わぬ方と出会いました!
 
お一人目は宮沢さんという方で何年も前からの知り合いで
 
我が家の家族でお世話になっている方です。
 
突然の出会いだったので驚いちゃいましたが
 
お会いできてうれしかったですね~
 
 
そして、その方と共にいた山下さんという方に出会いました。
 
山下さんはNPO法人CATICという団体の方で
 
カンボジアで映画を通して子供たちの未来を考える活動をされています。
 
 
そんなお二人が今回はバイヨン中学校で
 
映画を上映しに来てくださっていたようです。

 
今回の映画はサッカー選手の長友選手を題材にした映画だとか!
 
みんな惹きつけられるように映画を見ていました。

 
こうしていろいろな方の活動がいつか
 
カンボジアの未来に少しづつでも良い方向へ進む手助けとなると良いですね。
 
 
 

バイヨン中学校の展示

 
またバイヨン中学校ネタですが、
 
嬉しい事にこれまで行ってきた魚の授業の活動内容や
 
授業の様子などのパネルが展示室に飾られていました。
 
 
たった一年程前の内容なのですが、
 
みんなでやってきた事なので
 
懐かしく感じました。

 
どのパネルも懐かしいですが、
 
これがどれだけ生徒たちの心に残っているかが一番大事ですよね。
 
それはどこまでかは・・・今はわかりません(笑)


 
そして、他にも
 
いろいろな団体さんが活動した内容も展示されていました。

 
中でも興味をもったのは村で使われている漁具を調べたパネルでした。
 
魚に関する事はやっぱり興味ありますからね(笑)

 
こうして一歩一歩学校と生徒たちの成長につながれば幸いです!
 
僕にとっても有難い展示でした!
 
 

授業

 
22日は前日に急きょ決まったバイヨン中学の授業に行ってきました。
 
今年は昨年行った授業内容と同じなので前日でも準備できましたが、
 
それでも、内容とすすめ方をきっちりと把握しないと
 
本番で上手くいかないので
 
前日の復習時間も思った以上に時間がかかっちゃいました。
 
 
そんな中、当日は打ち合わせの時間がいつもの半分という事で
 
直前でもバタバタだったので
 
本番が心配でしたが、
 
思った以上に教える側の生徒が頑張ってくれて
 
何とか乗り切ることができました。


 
実際に先生役となる三年生は
 
これまで上手く話せない事が多かったのですが、
 
この日は自分たちなりにそれぞれが頑張って工夫をしながら話をしてくれたのが
 
一つの嬉しい発見でした!

 
これからひとつひとつ彼らとこの授業を通して
 
成長できたらいいな!
 
生徒に助けられた一日でしたっ!
 
 
 

2016年1月21日木曜日

目印は木

 
こちらは以前、飛行機に乗った時に
 
シェムリアップ近郊の平野部を撮影したものです。
 
 
これといって何でもない写真ですが、
 
バイクや車で魚調査のために道を走っている時に
 
目安になるのが 「木」 です(笑)
 
 
絶対とは言えませんが、
 
多くの場合、カンボジアの大部分に広がる大きな平野部では
 
荒地か水田または村が主な風景です。
 
 
そのほとんどは荒地か水田なので、
 
どうやって村を見つけるか?
 
地図上の位置を測るのにどうするか?
 
 
そんな時に役立つのがぼくの場合「木」です。

 
多くの場合、「木」があれば家があります。
 
・・・実際はたぶん家を作ったから「木」を植えたんだと思いますが・・・
 
木があれば家がある!
 
家があれば村がある!
 
と、こんな感じでいつも「木」のお蔭で大分調査時に助かっています。
 
 
村を見つけたり村と村の間の距離を推測するときは通過してきた村の木と
 
先にある木を見比べるとだいたいの距離もわかっちゃうんですよね。
 
 
それから、木の力ってスゴイですよね。
 
いろいろと役割はありますが、
 
いつも昼間暑いカンボジアでは家の周りに木が生い茂るだけで
 
気温が全然違いますからね。
 
何千年も前から人々が木を上手く使って
 
生活してきた証ですねっ!

 
ずっとしまい込んでいたファイルから掘り出した写真ネタでしたっ!