2014年1月31日金曜日

図鑑作成

 
 
カンボジアの淡水魚の図鑑を作ることが決まってから
 
気がつけばもう3年くらいが経ちましたんですね(笑)
 
 
それでもなんとか前回、日本へ帰国した際にパートナーの企業さんと打ち合わせをして
 
先ほど、データ管理システムの土台があがってきました!!
 
 
・・・とはいっても、
 
 
これからが大変なんです(泣笑)
 
 
 
これまではパートナー企業さんに打ち込みを頼んでいたのですが、
 
これからは直接データの打ち込みをこちらでやることに分担を変えてきました。
 
これは僕にとって負担になるのですが、
 
逆に考えてみれば新たな挑戦です。
 
 
実際、日本で働いていた頃に比べれば
 
今の仕事時間はそれほど苦ではないですからね。
 
 
そう考えると、この4年間は大分楽させてもらったので、ここからは
 
これでもか!というくらい気合い入れていかないといけないような気がしています。
 
 
 
 
そしてもう一つ、このプロジェクトの土台をつくっていただき、
 
これまで東京のパートナーさんとのやり取りを引き受けていただいていた
 
当プロジェクトに関する僕のマネージャーさんが亡くなられたことが
 
僕の中ではとても大きな原動力になっています。
 
 
これは個人的な感情ですが、
 
この図鑑自体はカンボジアの水産界にとっても大切な一つの記録となりますし、
 
そうした方々への気持ちをたくさん込めた図鑑にしたいと強く思っています。
 
 
実際にどれほど役に立つ本か自分では評価することができませんが、
 
各分野の学者さんが発表する論文や大きな研究機関が出す図鑑にはない
 
現場(フィールド)により近い生の情報を軸にした図鑑にしたいと思っています。
 
逆に、僕にはそのアプローチでしかつくれないんですよね(笑)
 
 
これまでもそうですが、いつも自分の中で高い位置に目標を設定して
 
頭で描き続けながらその領域へ行くことで、
 
魚採りや水族館の世界では評価をもらってきたのでこれからもその精神だけはブレずに
 
やっていけたら、図鑑もより良いものになると信じています。
 
 
 
実際の作業にはまだ1年ほどかかると思いますが、(たぶん!)
 
しっかりと一つ一つ進めていきたいと思っております。
 
 
また、こちらの進捗状況もたまにアップしていきますね!
 
 
 
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
 


今日も

こんにちは!
 
今日も朝からデータのまとめと整理作業をしていました。
 
たまっていた怪しい魚の標本も一部ですが同定しました。
 
怪しいと思っていた魚はすべてこれまでに確認されている種ばかりだということもわかったので、
 
少し、落ち着きました。
 
でも、まだまだ怪しい標本があるのでそちらは後日の作業になりそうです。
 
 
そんな時に、ふと!思い出したのがこの流木です。
 
先日、標高1000m付近の河川で調査をした際に
 
拾って持ち帰ったものです。
 
すっかり忘れていて車の中にしまいっぱなしでした(笑)
 
 
カンボジアの流木はいろいろな種類があり、
 
実際には何十種類もの木があるのでしょうが、
 
僕の感覚では大きく3タイプくらいに分けられます。
 
その中でも一番好きなタイプの木を選んでみました!
 
 
これは硬くて長い間水槽で使用しても崩れなくて
 
良いんですよ!!
 
今日は作業の合間に流木洗いしてコンクリート水槽へ入れておきました!!
 
2本は沈みましたが、
 
イチオシの木は浮いていました(笑)
 
もうしばらくすれば使えると思うので
 
ホテルの水槽か?自分の水槽か?
 
どちらに入れるかゆっくり考えます(笑)
 
 
 
流木好きなアクアリストにとっては
 
これも楽しみの一つなんですよね(笑)!!
 
 
 


2014年1月30日木曜日

苦手な作業の日

 
これまでにたまったデータの整理を昨日からずっとやっています(汗)!
 
今回はチェさんやアメリカから来たレスさんなどに触発されたこともありますが、
 
いつになくPC作業に没頭しています(笑)
 
 
助手やスタッフなんかがいれば作業も分担できますし、
 
共同作業であればやらないわけにはいきません!
 
でも、一人作業なのでこればかりはやらないと、ススミマセン!!(汗)

 
魚採りは楽しいですが、
 
データの打ち込みや整理は頭がゴチャゴチャになったりして大変です。
 
それを考えると、デスクワークのスゴイ人ってホントにスゴイですよ!!
 
集中力も必要だと思いますが、
 
やる手順をいつも頭の中で整理しながら、手元の作業に追いつかれることなくいつも
 
先を行っているんでしょうね・・・
 
毎日そんな頭を使わない僕にとってはなかなか上達しない分野ですね~!
 
 
それでも、一歩一歩しっかりと進まなければいけないので
 
ここは気合いの入れどころですね(笑)
 
 
もうしばらくこの作業が続きそうですが、
 
それなりに楽しみながらやっていきます!!
 
 
 


2014年1月29日水曜日

番組放送日の変更

 
皆さまにご報告です!!
 
 
本日、ブログでアップしたNHK「アジアに夢中」という番組の再放送ですが、
 
先ほどNHKさんから連絡があり、1月30日(木)午前11:05~の番組は
 
国会中継のために放送されません!!
 
 
いつか再放送されるそうですが、
 
その日時はまだ決まっていないとのことです。
 
 
ご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ありません。
 
今後、再放送の日が決まりましたらまたアップさせていただきますので
 
よろしくお願いいたします。

学名の変更(泣)

 
 
先日の調査でサンプリングしてきた魚の中に怪しい種がいたので
 
カンボジアの水産局と一緒に魚研究している日本人の先生に相談したところ、
 
その種については大体のことが分かりましたが、
 
 
最近の分類学の世界で
 
これまでに記載されてきた魚たちの名前(学名)がたくさん
 
変更されているという話を聞きました!
 
 
 
・・・これが僕にとってもとてもやっかいな事なんです(笑)
 
 
魚の名前が変わるということは
 
 
そのグループの分類が進んだことなので、
 
喜ばしいことなのですが、
 
 
それを扱う側としてはこれまでに集めたデータを
 
全て書き換えないといけないんですよね~(汗)
 
 
これは世界共通のルールなので従わないわけにはいかないのですが、
 
やっと整理し終えたと思ったら、
 
その分類が怪しい!ということで
 
間違えだったなんてこともあるんです(笑)
 
 
そうなると、また書き換え作業が待ってます。
 
 
さらには長い学名もまた覚え直さないといけないので辛いです(笑)
 
 
これから、しばらくはこの作業もしないといけないので
 
気が重いですね!!
 
 
これも魚を扱う仕事の大変なところです・・・
 
 
今日も魚バカの愚痴でした(笑)
 
 
 
 


NHK再放送のご案内

 
いつも応援ありがとうございます!
 
先日放送されたNHK「アジアに夢中」という番組の再放送があります。
 
日時は以下の通りです。
 
再放送 1月30日(木)午前11:05~
 
 
 
26日に見れなかった関西圏の方々、
 
よろしければぜひ!ご覧下さい。
 
 
僕自身はまだ見ていないので何とも言えませんが(笑)
 
カンボジアが映っているのは間違いないので
 
見ていただけると幸いです。
 
 
よろしくお願いいたします。

新たな調査依頼

今朝、これまでに数日間カンボジアを訪問されていた韓国の魚類学者さんのチェさんが
 
無事に韓国へ戻られたとの連絡をもらいました。
 
 
 
そのチェさんがカンボジアのお隣さんのラオスで調査を依頼されているそうです。
 
ラオスも大河メコンを有する国ですが、
 
近年ではインフラ整備のためにダム建設が盛んにおこなわれています。
 
ダムをつくると、私たちの生活は一見良い方向へ進みますが、
 
その流域の環境は一変し、
 
そこに生息する動植物に大きな影響を及ぼすことは
 
これまでの世界各地の例を見ればわかりますよね。
 
 
 
そうした人工物を造る際に必要なことは
 
その環境をしっかりと分析することです。
 
今回もその一環で韓国の企業がダム建設をする際に
 
周辺の環境を分析してどの程度の影響があるかを調査して評価しなければいけません。
 
 
・・・とはいっても、
 
残念ながら、造る以上生きものたちに影響を与えることは間違いありません・・・

 
この話はチェさんとカンボジアを調査している時にすでにあった話で
 
カンポットに滞在中に正式に調査が決まりました。
 
具体的には建設地がメコンの支流で、
 
カンボジアとの国境よりやや北部であり、
 
カンボジアの河川とつながっていることから、
 
調査で得られた魚の同定をしてほしいと依頼がありました。
 
 
 
調査時に採集した魚をすべて同定する必要があります。
 
チェさんはメコンの魚は専門でなく、
 
韓国には魚類学者さんがものすごく少ないそうです。
 
 
幸いにもカンボジアの魚群と差異が少ない地域なので
 
僕でも対応できそうです(笑)
 
言語はラオス語なので難しそうですが、
 
漁の方法や調査方法から採集した魚の同定の仕事はこなせそうです。
 
 
 
 
また、当研究所としては(笑)、この地域はダトニオの生息範囲でもあるため、
 
大規模な調査ができれば僕にとっても国こそ違えど、
 
良い収穫がありそうです!
 
 
さらに、何種かこのエリアで探している種も見つかるかもしれないので
 
条件さえ合えば参加したいプロジェクトです。
 
 
この調査が決まった背景には
 
Puntius属の3種がこのエリアに生息しており、
 
3種とも絶滅危惧種に指定されたたことがあるようです。
 
 
この3種の分類もいまいち信用性に欠けるようで、
 
この際にきっちりと整理できればと思っているようです。
 
 
ということで、参加するかどうかはまだわかりませんが、
 
とても魅力的な調査ではありますよね(笑)
 
 
 
 
フィールド調査はやってもやってもきりがないほど
 
奥深く、人の手に負えるものではないのかもしれないなーなんて
 
思う今日この頃です。
 
 

2014年1月28日火曜日

突然の訪問者さん

先日、カンポットという海岸線の町にチェさんを案内しているときに
 
思わぬ方から連絡がありました。
 
レスさんというアメリカのボストンで魚類学を研究されている方です。
 
英語でズラーっと書かれていたので
 
英語の苦手な僕は見た瞬間!ビビッてしましました(笑)
 
 
内容はとにかく数日後にカンボジアへ調査で入るので
 
僕に会いたいというものでした。
 
会うのは嬉しいことですが、
 
彼らをがっかりさせてはいけないということで(笑)、
 
とにかく、僕はそんなに大した人間ではないことを
 
つたない英語で綴り、返信しました。
 
 
それから、連絡がなかったのですが、
 
予定していた昨夜に連絡が入り、会うことに・・・
 
対面した時、
 
真っ先にひげもじゃの大きなおじさんにハグされました(笑)
 
このおじさんがレスさんだったのですが、やっぱりアメリカ人ですね(笑)
 
 
 
どんな展開になるか心配でしたが、
 
同じマーケットでお店を出している友人の安原さん夫妻や
 
英語の上手な中学生の友人にも協力してもらい、
 
レスさんご一行を迎えました。
 
3人の通訳さんのおかげで本当に助かりました!
(ホントにありがとうございました!!)
 
 
アクアリストの皆さんはご存知の方も多いと思いますが、
 
Fishbaseという魚の有名なサイトがあります。
 
レスさんはこのサイトの魚を整理する仕事もされているそうです。
 
 
実は僕もこのサイトのデータをいつも参考にしているんです!!
 
そんなことでとにかく、すごい方と出会ったということですね。
 
 
結果的にいろいろ質問され、
 
一つ一つ答えたり、データを見せたりしたのですが、
 
レスさんは僕のしている調査内容がとてもしっかりしたもので
 
大変価値のあるものだと評価してくれました。
 
 
レスさんはダムなどを水域に作った時に
 
どの様に魚などの生きものが変化するか?
 
などの環境生態が専門のようですが、
 
僕のデータをみていても、
 
魚の学名をよくご存じで、「これはどこで採った?」などと興味をもって
 
話をさせてもらいました。
 
 
あっという間の時間でしたが、
 
アメリカの学者さんと話す機会なんてそうそうないのでとても楽しい時間でした!!
 
 
これからもいろいろな方と出会えると楽しいですね!!
 
 
またカンボジアでの出会いに感謝ですね。
 
 
 


謎のチビさん

先日トンレサップ調査で本流のど真ん中の深い場所から
 
採集した中にいたのがコイツです!
 
Ariidaeというグループの魚で、
 
ハマギギとよばれ、日本近海にも生息するグループです。
 
そのハマギギの中にはメコンやトンレサップなどの淡水域に侵入する種もいるんです!
 
 
淡水域では2種が知られているのですが
 
このハマギギ!
 
卵がデカいんです(笑)
 
下の写真のようなイクラ級のサイズの卵をもっている魚なんです。
 
この写真は2年前にメコン本流で漁師さんと採った魚なのですが、
 
お腹から卵が出てきた時は驚きました(笑)
 
日本のある有名なバラエティー番組でも「黄金のイクラ!」みたいな感じのタイトルで
 
企画を立ててこの魚を探したほどです(笑)
 
(残念ながら産卵時期が合わずにボツになりましたが・・・)
 


そして、この魚の親が下の2種です。
 
サメみたいな姿ですが、
 
ハマギギというナマズの仲間です!


 
いろいろ書きましたが、
 
今回言いたかったことは、ここからが本筋になります(笑)
 
 
以前採集した卵と今回採集したチビちゃんの関係をざっと計算すると、
 
予想される産卵時期とちびちゃんのサイズが合わないんですよね(笑)
 
あれだけ大きな卵ですので
 
孵化仔魚のサイズは大きいはずなのですが、
 
春が産卵期だとすると、
 
約1年も経った今頃でこのサイズは遅すぎないかと・・・
 
これはただの興味の域であって
 
生態学者さんではないので
 
何とも言えませんが、
 
これも一つのメコンの謎です。
 
でも、何年かこの魚と付き合っていけばいつかは
 
フィールドを通じてわかるかと思います。
 
まだまだ奥が深いですね~!
 
 
 
それから、
 
いつかこのハマギギの卵でイクラ丼作ってみたいですね~
 
 
 




2014年1月27日月曜日

調査最終日はトンレサップでした!

 
 
 
チェさんとの調査も最終日となりました。
 
実は昨夜から腰を痛めてしまったらしく、
 
予定を繰り上げてシェムリアップへ戻ることに決めました。


 その最後の調査がトンレサップ川となりました。
 
ここは以前にも行ったことがある漁師さんの漁場です。
 
この時間も本当は網をあげる時間ではありませんでしたが、
 
親切に若い子らが先端の袋のことろだけでしたが上げてくれました。


 
1か月ちょっと前にも行った場所なので同じような魚だろうと予測していたのですが、
 
なんと!魚類相が全然違うんです。
 
もちろん同じ種もいますが、
 
当時1尾もいない種がたくさんいたり、
 
当時たくさんいた種が1尾もいない!のです。
 

 
いつもながら、このゴミの中をあるのはドキドキものですね(笑)
 
自分で探しているときの目線だけではもったいないくらいです。
 
他にも魚を探すスタッフが5人ほどいるので
 
見落としがないか心配です。
 
自分に10個くらい目があるとあちらこちらの様子が一度に見れるのに・・・なんて
 
考えながら必死でした(笑)
 
 
今回は奇形?か新種か?(笑)の淡水シタビラメなんかもいましたよ!
 
 
 
僕が見つけたイチオシは下のナマズです!
 
BagariusでもなくGlyptothoraxでもなさそう?
 
もう一つAkysisというグループがいるのですが、これ以上はお手上げです!!
 
ラオスとカンボジア、タイの3か国の図鑑には載っていないので未記載種の可能性が高いかも・・・
 
 
 
そして、もう1種嬉しい発見がありました。
 
丸く可愛い2cm程のハゼです!!
 
これまでに見たハゼの中ではカラー・スタイル的に一番好きなタイプですね(笑)
 
パッと見では汽水域でよく見られるRedigobius属のスタイルですが、
 
これだけ流れのあるトンレサップにまで来るのでしょうか?
 
謎はまだまだ多いですね。
 
1週間や1か月の調査でその地域の調査ができるなんてとてもではないけれど言えませんよね。
 
自然はホントに奥が深いです。

 
この先はまた日本のハゼの先生などに相談してみないといけませんね。
 
 
 
それよりも、チェさんは大丈夫かな?
 
今夜店に来るそうなので腰の様子を聞いてみないと・・・
 
 
 
 


ありがとうございました。

 
 
みなさまへ
 
昨日はテレビの放送をたくさんの方に見ていただき、
 
とても有難く思っております。

 
これからも今まで以上に気合いを入れてやっていきますので
 
見守っていただけると幸いです。
 
 
 
正直、まだ見ていないので(笑)
 
どんな風に映っているのかすごく気になりますね(笑)
 
また何かの機会に見たら感想をアップします!!
 
 
ありがとうございました。

2014年1月25日土曜日

明日NHK放送です!

 
 
今夜、無事にシェムリアップへ帰ってきました!!
 
やっぱり落ち着きます(笑)
 
最終日の様子も今度アップしますね!!
 
 
 
 
そして、とうとう
 
明日はテレビの放送日です。
 
 
1月26日(日) 総合テレビ「アジアに夢中!」
7:45~(関西圏のみ)
 
 
 
どんな風に映るかわかりませんが、
 
魚も映るので魚好きの方は必見ですよ(笑)
 


ぜひご覧ください。

よろしくお願いいたします。

 
 
僕は当分見れないので
 
しばらくお預けです。

2014年1月24日金曜日

ちょろっとワガママ調査も

 
以前、偶然立ち寄ったポイントで出たAmblycepsというナマズのポイントを通りかかったので、
 
今回、初のワガママで(笑)少し魚調査をさせてもらいました。
 

下の写真がそのAmblyceps属の魚ですが、
 
日本のアクアリストには日本のアカザの様なイメージでしょうか!
 
寸胴なスタイルや赤いボディ、ゴチャゴチャしたヒゲが印象的な魚ですよね。

 
でも、残念ながら今回は見つかりませんでしたっ!!
 
くそー!!
 
チェさんのお供の時間に欲を出したからかな~??
 
採れたのはロケットフィッシュかな?で有名なHomaloptera confuzonaや
 
その他にもHomaloptera属が1種、Nemacheilus、Schistura、
 
タウナギ幼魚、スパイニールなどなど・・・
 
 
そして、
 
ここでもPuntius採れましたが、チェさんはすでに興味なし・・・
 


 
そして、ようやくプノンペンに帰ってきました!
 
もう二人ともヘロヘロです(笑)
 
今夜は疲れているので、どうやら近場での食事となりそうです。
 
 
 
韓国料理かな?
 

DNA用サンプリング調査

 
市場を出た後はプノンペン方向へ来た時と違う道で戻り始めました。
 
その途中で見かけたパームヤシ?の農園です!(ちがうかも)
 
いつの時期か忘れましたが、
 
ある時期にはこの道路沿いに大量の実が集められ、
 
大きなトラックに積み込む様子も見れますよ!!
 
 
 
そして、ある河川でチェさんが今度ラオスの仕事で
 
調べるPuntius属のDNAサンプルを探しました。
 
ここにはPuntius属の3種がいることを知っていたのでサンプル集めは楽でした!!
 
 
 
ここはBetta primaがたくさんいるポイントです。
 
雨季の濁流時期以外は基本的にブラックウォーターなので
 
カンボジアでは珍しいこともあって僕の好きなポイントの一つですね。
 
 
下の写真の範囲だけでも
 
RasboraとPuntius属が合計で約50尾程投網に入りました!!
 
でも、水深が浅くなり始めていることもあって、
 
藻が増えだしていたので、投網にべったりと藻が入って困りました(笑)
 
取るのがすごく大変なんですよね(泣)
 

 写真はPuntius binotatusです。
 
低地よりやや山間部に多い種ですかね。
 
採りたての鱗の色は絶品ですよ!ホントにきれいです。
 
 
久しぶりに登場の採集グッズ!
 
タモ・投網・バケツの3点セットは必需品です(笑)
 
 
他にはPuntius brevisやHampala macrolepidota、ニードルガーなども採れました!
 
 
今回は採りたい魚が決まっているので、
 
採らないといけない!というプレッシャーもあったので(笑)
 
マジで採れて良かったです!

コンポンソムの市場

毎日、韓国漬けのサトウです!
 
 
昨夜は予定通り、オープンしたての韓国料理屋さんへ行ってきました!
 
またもや、サムぎょぷさる?ですかね?
 
 
いろいろと韓国の事を聞きながら食べると、
 
美味しく感じますね!
 
マジでやばいくらい辛い料理もありますが(笑)、
 
これは美味しかったですよ!
 
 
この肉に巻いて食べる葉はオオバかと思いきや、
 
全然違う葉のようでちょっと変わった味がしました。
 
 
 
ニンニクもひと塊くらい生で食べましたね(笑)
 
この味噌もおかわりしちゃいました(笑)
 
 
 
 
 
 
朝から晩まで韓国の話を聞いているので(笑)、
 
韓国通になりそうです(笑)
 
そんな中、チェさんの希望で朝は市場を2か所見てきました。
 
もちろん、淡水魚はすべてチェックしましたが、
 
海水魚が多いこと!!
 
 
そこらじゅう、海水魚と貝、イカです(笑)
 
この町に来た時はいつも行くので見慣れていはいるのですが、
 
やっぱり、淡水魚とは違いますよね。
 
美味しそう!が先に来ますねっ!
 
 
コチも良い型がいたので食べたかったですし、
 
こんなのを釣りたいですね。
 
 
 
そして、久しぶりに見た大物カジキがいましたよ!
 
棚の下に2mちょっとの大物がゴロゴロしていました。
 
 
この辺りの海は内湾ですし、浅いのでこの魚たちは
 
遠い外洋まで行った船が採ってきたのでしょうね。
 
 
いつも見れる魚ではないので海水魚であれ(笑)見れて良かったです!!!
 
 
 


2014年1月23日木曜日

つかの間の休憩かと・・・

 
とうとう!やってきました!コンポンサオムのビーチです!!
 
昼ご飯を食べた(もちろん!韓国料理屋さん)時に
 
隣で食事をしていた韓国人の方がホテルをしているとのことでその方のホテルへ・・・
 
大分走って、ホテルは港とソカーリゾートの間にありました。
 
そこで今日の予定を聞くと、
 
泳ぎたいとのことでしたので、
 
ビーチへ!
 
 
チェさんが泳いでいる間、僕も疲れを癒そうと思い、
 
リラックスしたのもつかの間、
 
チェさんが戻ってきて、
 
そこから魚や韓国についての話がとまることなくはじまりました!!
 
けっして嫌なわけではないのですが・・・
 
えらい方なのでリラックスできず、
 
ビーチでも聞き役に専念しましたっ!
 
もちろん、僕は泳ぎませんでした(笑)


おまけに犬が近寄って来たかと思うと、

僕を背にして突然、ビーチの砂を両手で掘り始めたので、

その砂が俺にドバドバかかり、

泳いでもいないのに、全身砂まみれになりました(泣)


もちろん!チェさんはセーフでしたっ・・・ 
 
 
今はビーチ前のホテルで夕食までの2時間半の休憩中です。
 
 
・・・がブログをアップしている間にその時間も終わりを告げそうです。
 
 
 
ということで、これから昼ご飯を食べた韓国料理屋さんへ晩ご飯を食べに行ってきますっ!!
 
 


また断念っ!!

 
昨年、8月に調査できたときに見つけたある川の支流なのですが、
 
前回は雨季真っ只中ということで水量が多く、
 
魚採りはできないと判断して引き返したポイントがあります。
 
それが、今回は水も少なくなり、
 
行けるかと・・・
 
行ってみると、やっぱり水が少ない!!
 
ここは珍魚が出ると思っていたポイントです。
 

下の写真が8月の様子です。
 
これでは魚採りは危険すぎて難しいです。

 
早速、調査を開始しようと思いきや・・・
 
あまりにも崖が急で降りれなかったんです(笑)
 
チェさんは降参してしまったので、
 
またもやここの調査はお預けとなりました。
 
 
今度は降りることもしっかりと考えておかないといけないですね。
 
 
 
そして、カンポットを出ることになり、
 
今度はコンポン・ソムという町へ移動を始めました。
 
途中で調査などもしながらのゆっくり旅です!!
 
昨夜、チェさんを誘って夜間採集した時に採った魚も標本にして持って帰るようです。
 
 
さらには、朝市場で魚屋のおばちゃんからもらった魚も写真を撮って
 
標本にしていました。
 

 
下の尖った角のようなものをもつコチ?ネズッポ?も標本に。
 
これは僕は初めて見た魚でしたのでちょっと興奮してしまいました(笑)
 
 
いつもは一人か相棒と調査に行くので
 
初めての人とコンビを組むとすごく大変ですね(笑)
 
この段階で結構ヘロヘロでした(笑)
 


カンポット市場の魚たち

今日は朝からカンポット市場の魚を見てきました。
 
チェさんは海水魚も扱う研究者さんなので、
 
海岸線の市場も好きなようです。
 
 
海水魚ばかりがズラリと並びます(笑)
 
 
こんな変わった顔の魚も・・・
 
メコンにいるコイ科のMacrochirichthys macrochirusみたいです。
 
 
この日の僕には調査魚というよりも、
 
長らく食べていない海水魚なので、食べたいっ!
 
という気持ちばかりがこみ上げてきました(笑)
 
 
アジ(の仲間)に太刀魚・・・
 
日本にいるときによく釣っていた魚たちですからね。
 
釣りたい!食べたい!・・・
 
 
そして、
 
淡水魚はご覧の通り、カイヤンとテラピア、レッドコロソマくらいです。
 
50軒ほどありそうな魚屋ですが、
 
淡水魚を扱う店は4-5軒くらいです・・・
 

そして、
 
最後に見せつけられたのは
 
このシーパーチ(ラテス)です!
 
釣りたいですね!
 
そして、採ってみたいですね~!

 
汽水に近い魚ですが、
 
淡水域にも侵入するので僕の調査対象ですし、
 
魚の中でも好きな種類です。
 
この魚のおかげで元気が出ました(笑)