2013年3月31日日曜日

トンレサップでもパンク

 
今月初旬に訪問したトンレサップ川でのこと!
 
もう10年になる付き合いの漁師宅へ到着し、
 
車をいつもの定位置に停めました。
 
 
そして15分後の事です。
 
ぷしゅーっ!!!
 
近くでくつろいでいた僕らはもちろん!近所のみんなもかなりビックリしました!!
 
 
なんと、僕らが到着する数分前まで炭を使って料理していたそうで、
 
炭をしっかり消さずに放置していたところへ車を停めてしまったわけです。
 
ドンピシャでデカい炭の上にタイヤが・・・
 
 
そりゃー熱いしそう簡単には消えない炭ですからね・・・
 
タイヤのゴムも溶かしますよ・・・
 
みんな知っていたら教えてくださいよ!!!!
 
シブシブみんなでタイヤ交換している時の写真がこれです!
 
 
お陰で70ドルもかかったぞ!!
 
 
 
そんな事件もありましたが、トンレサップでの数日はとてもゆっくりとした
 
中で子供たちと遊ぶことができました(笑)
 
 
サッカーに算数遊び、トンレサップで水浴びなどなど・・・
 
 
 
ここでのご飯はもちろんトンレサップの魚たち!!
 
・・・といきたいところなのですが、この日はテラピアが出てきました。
 
カンボジアでは外来種が主体となり養殖対象種となっているので
 
近年ではどの地域に行っても養殖の外来種の姿を見ることが多いです。
 
本来、というより今でもトンレサップには養殖、とりわけ外来種にまで頼らなくても
 
十分な在来資源がある水域です。
 
 
 
 
近年は人為的な環境の変化から年々漁獲量が減少しているようですが、
 
それでも外来種はまだ必要ないとはっきり言えるでしょう。
 
実際問題、禁漁期もありますのでその期間中は養殖魚が必要となります。
 
でも、そこでは在来種のみの養殖対象種で十分に対応可能ではないでしょうか?
 
 
カンボジア様々な場面で中国やタイ、ベトナムの影響が強く、
 
彼らの力で次々と新しいものが持ちこまれています。
 
もちろん!良い事もありますが、生きものに限ってはそれには当てはまりませんよね。
 
カンボジアの水域も徐々にそうした環境変化がこれから先待ち構えています。
 
そのためにも今のカンボジアの魚たちがどのような環境にどのように生息していたのかを
 
しっかり記録し、後世に残すのが今の僕の仕事です。
 
そう考えると何だか気が重くなりますね(笑)
 
あの魚たちがいなくなるなんて・・・
 
 
まさに、ダトニオがそうですよね。
 
少しでも良い道筋や記録が残せればいいですね。
 
がんばらないと!!
 
 
 


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