2012年12月31日月曜日

ダトニオプロジェクト34(喜守工業さん)

 
ダトニオプロジェクトも無事に初の年越しを迎えました!
 
皆様の応援のおかげです。
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
先日、東京大田区にある喜守工業(有)さんが
 
ダトニオプロジェクトの応援をしてくれることになりました。
 
 
喜守工業(有)さんは、高温高圧弁やLNG用超低温弁など製作に高度な技術を必要とする
 
特殊なバルブ屋さんです!!(間違っていたらすみません)
 
バルブは水族館や魚の飼育でもたくさん扱ってきましたが、
 
そのようなバルブとは次元が違い、遥かにスゴい品物です!
 
おそらく職人さんが時間をかけて精密に作り上げるものだと思います。
 
 
喜守工業有限会社さん
 
 
魚とはかけ離れた分野ですがこうして繋がりが持てることは本当に幸せですし、
 
何かの縁ですよね!
 
 
このプロジェクトはまだ始まったばかりですが、
 
一歩一歩確実に進み始めていることを実感しています。
 
来年はさらに気合入れて進んでいきます!
 


今年最後の水槽掃除

今年もあと今日を残すのみとなりましたね。
 
カンボジアでも今日は大掃除です(笑)
 
今はホテルの水槽メンテ中です。
 
水換え中は時間があるのでアップする時間ももてます。
 
これが終われば、家に帰って研究室の水槽掃除です(笑)
 
皆さんは水槽掃除しましたか?
 
お仕事がお休み中の方も多いと思います。
 
今がチャンスですよ!
 
しっかり水槽掃除をしてみては・・・!
 
 
今掃除しているホテルの水槽は普段使用するホースの径が細いのと、
 
底の砂をしっかり洗うことができませんので、
 
汚れがたくさん溜まっています。
 
・・・ということで、今日は倍の径のホースを持ち込んでの換え水中心の掃除です。
 
ホテルやレストランの水槽は自分だけではなく、
 
お客さんが見る水槽なのできれいな状態を維持するのは難しいですよね。
 
さらにお店なので掃除をする際はとても気を使います(笑)
 
そんな作業ですが、水族館で仕事をしてきた経験もあって
 
そのあたりの配慮は叩き込まれているので大丈夫です!
 
 
そんなこんなですが、
 
来年を良い形で迎えられるように水槽はきっちり洗っておきましょう!!
 
これを期に水槽や魚たちを見つめなおすきっかけが生まれるかもしれませんよ。
 
 
 


2012年12月30日日曜日

年末年始ですね

 
今年もあとわずかとなりましたね。
 
 
カンボジア正月は4月なので毎年日本のような習慣もなく盛り上がりませんが、
 
カンボジアの年越しを楽しみにしています。
 
 
年明け2日からは知り合いがつくった学校の運動会や
 
新たに学校を新設しようとしている若者グループのお手伝いなど
 
忙しそうです。
 
 
肝心の魚の仕事もたくさんあり、
 
図鑑に載せるデータの作成やチェック作業があるので
 
2013年も忙しい時間が過ごせそうです。
 
 
皆さんも風邪などに気をつけてよい年越しをしてくださいね!!
 


2012年12月29日土曜日

TV放送決まりました

 
 
今年の10月にテレビ東京さんの
 
『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波乱万丈伝~』
 
という番組の取材を受けました。
 
その当時はまだ番組がスタートしていなかったこともあり、
 
収録内容が今放送されている番組の内容に合っているか、少し不安もありますが(笑)、
 
 
私たち夫婦のカンボジアでの生活を映しているので、
 
もしお時間があればぜひご覧ください。
 
 
番組タイトルにあるような波乱万丈といえるような立派な人生をおくっていない
 
私たち夫婦がどのように映るか楽しみです!!
 
放送は1月18日(金)夜7:54からです!
 
 
 

2012年12月28日金曜日

ダトニオプロジェクト33


 
Tシャツ販売ですが、
 
カンボジア・シェムリアップのCafe de SORAさんでは
 
日本人だけではなく、タイ人・フランス人・ギリシャ人の方々にも
 
買っていただいたと報告を受けました!
 
協力していただいているSORAの安原さんも
 
まさかギリシャ人に買ってもらえるとは思っていなかったようで、
 
とても驚かれていました(笑)!!
 
ギリシャにもダトニオは売っているんですかね?
 
 
本当に皆さんのご協力があってこそのプロジェクトです。
 
ありがとうございます。
 
そしてこれからも応援よろしくお願いいたします。
 



昨夜帰りました

昨夜、無事に取材調査のお手伝いを終えて帰りました。
 
この詳細はまた今度アップしていきます。
 
 
 
もう年末だというのに相変わらずカンボジアは暑いです!
 
それでもカンボジアの12月は1年で一番涼しく、過ごしやすい時期なんですよね(笑)
 
昼間は日に当たる場所にいると暑すぎて熱射病にかかるくらいです。
 
たぶん普通の日本人では1日中、日にあたることはできないでしょうね。
 
 
それに比べると、日本はとても寒いので逆に動くのも辛いですよね。
 
どちらも極端なので、お互いに大変です。
 
 
年末年始は今製作中の図鑑のデータ整理とチェックする時間に追われそうです。
 
一人での作業は時々くじけそうになりますね(笑)
 
こんな時に魚好きな仲間がいると良いのになー!
 
とよく感じます(笑)
 
 
皆様もあと数日ですが、良い年を迎えられるように
 
お体を大切にしてください。
 


2012年12月20日木曜日

取材のお手伝い

 
明日からは急きょ取材のお手伝いで
 
数日の間、地方へ同行してきます。
  
 
上手くいけば詳細をご紹介できると思いますので、
 
楽しみにしていてください。
 

2012年12月19日水曜日

ダトニオ保護プロジェクト32

 
ダトニオプロジェクトですが、
 
皆様の応援のおかげでTシャツ販売も順調に進んでおります。
 
ありがとうございます。
 
先日もご報告したように現地にストックしているMサイズがもう数枚になってきました!
 
そこで、今月中にMサイズと新たにSサイズを追加注文する方向で動いております。
 
デザインは前回の改良も加える予定です。
 
 
また作業が進み次第ご報告いたします!!
 
このプロジェクトはまだ始まったばかりです。
 
これからも応援よろしくお願いいたします。
 

2012年12月18日火曜日

プノンペンポストの取材を受けました


今日はカンボジアの新聞社プノンペンポストの取材を受けました。

この取材は実は1年ほど前に知り合いを通して紹介され、一度取材しているのですが、

その時に取材をした編集長さんがその後すっかりこのネタを忘れてしまい(笑)、

お蔵入りしていたんです(笑)

ところが、今になって急にその話が復活して、

今日の再取材となりました。

今回は担当者さんがイギリス人との事で、英語が苦手な僕は自信がなく(笑)

いつもお世話になっているCafe de SORAさんの安原さん夫婦にお願いして

通訳としてお手伝いしてもらいました!(情けないですねー)

でも、そのお陰でスムーズにお話ができました!

安原さんご夫婦には本当に感謝です!ありがとうございました!!

記事が載るまでは約2週間ほど後になるようですが、

また記事が出たらアップしますね!

その時に英語の文が読めるか心配ですが・・・(笑)

 

2012年12月17日月曜日

プノンペンのショップでプンティウス買いました

 
プノンペンでのオマケとして(笑)
 
仕事の翌日はショップにも少し行ってきました。
 
相変わらずの魚たちばかりでしたが、
 
Puntius partipentazonaがいたので10尾買ってきました。
 
実はこの魚は我が家のあるシェムリアップにも生息しているのですが、
 
採るのが難しい魚なんです(笑)
 
 
 
いつも生息地では1-2尾程度は集まるのですが、
 
10尾採ろうと思うとそう簡単にはいきません!
 
そんな理由でついついお金で買ってしまいました。
 
買った魚はうちの食堂の水槽に入れるためです。
 
今も5尾飼育しているのですが、
 
きれいな魚なので群れで泳がせたいですよね!
 
しかも、この水槽はうちの看板水槽なので(笑)
 
 
 
この魚は日本でも有名なスマトラと呼ばれる魚に似ていますが、違う種類なんです。
 
簡単に言えば従兄弟みたいな関係の魚ですね。
 
スマトラ(Puntius tetrazona)はスマトラ島などの島国に生息するプンティウス属の魚ですが、
 
この魚(Puntius partipentazona)はインドシナ半島の大陸に生息するプンティウスなんです。
 
そんなスマトラはカンボジアでも隣国から観賞魚として輸入されており、
 
このショップでももちろん売っています。
 
 
今回買ったショップの店員さんは俺が間違えてスマトラだと思って購入しようとしていると
 
思い込み、他のスタッフとコソコソ話をしながらパッキングしてくれました。
 
しかも、スマトラと同じ金額で売ろうとするんです!!
 
騙されて買った客と思われても構いません!!
 
なぜなら僕はスマトラではなく、P.partipentazonaが欲しいんですからね!
 
でも、この魚にしては高い買い物になってしまいました(笑)
 
このショップではアロワナなどの肉食魚用に毎日小魚が餌として入荷します。
 
その中にこの魚が50尾ほど入っているんです。
 
それを集めて水槽で売っているんです。
 
そんな仕組みも知ってはいるのですが、今回はイチャモンつけずに
 
素直に買いました(笑)
 
 
 
せっかく買ったので大切に展示しなくてはいけませんね。
 
ちなみに今回購入したプノンペン近郊産の個体の中にも体側に斑点(スポット)がある
 
タイプが混じっていました。
 
この問題に関してはこれからもっと情報を集めないと何ともいえませんね。
 
 

調査の後の作業

 
ラオス国境付近での調査から大分日も経ちますが、
 
実はまだ調査の仕事は終わっていないんです(笑)
 
調査から帰ると、標本や同定作業、PCへのデータ打ち込み作業など、
 
家でやる作業が山積みです(笑)
 
その間にプノンペンでの作業もあったのですが、
 
ようやく今日作業を終えることができました!
 
 
写真は家の表にある標本収蔵庫(実はタダの物置小屋ですが)に
 
ある標本タンクです。
 
このタンクに魚の標本を入れるためには同定作業が終了しないと入れることができません。
 
調査から帰ると、とにかく同定作業をして
 
これはこの種だ!という証拠を確認して、
 
採集日や種の名前などのデータを書き込んだタグと一緒に標本を入れます。
 
 
本当はもっと大きなタンクが買えればもっと楽に管理できますし、
 
デカい大物も標本にできるのですが、
 
なんせ貧乏研究所なので(笑)そうはいきません(笑)
 
 
 
この標本は今は僕の管理下にありますが、
 
いずれは日本の博物館やカンボジアでもそれに対応可能な施設さえあれば
 
寄贈する予定です。
 
また、今制作中の図鑑などでも信頼性を高めるためにはやはり重要な資料となりますので、
 
生物屋さんにとっては大切な資料です。
 
また、将来この地の魚を研究するチームや先生が現れた時に、
 
魚の分類研究などを行う際にはこれらの標本はとても役に立ちます。
 
標本にした以上は役に立つような扱いをしなくては魚たちにも失礼ですよね。
 
 
大きな個体はビンや袋に入れられないので、
直接この機械を使ってタグ打ちします。

 
 
この調査はまだまだ続く研究ですので、先は長いです。
 
また地道な現地調査はよほどの大人数でやらない限り、
 
一度に終わらすことはできません。
 
まして、僕の場合は一人なので(笑)、長期スパンでコツコツやらないといけません。
 
もっともっとストイックに頑張らないといけませんね(笑)
 
まだ見ぬ魚たちはまだまだたくさんいますからね!
 
 
 
 
 
 
ダトニオプロジェクトの一環でもある
 
Tシャツ販売も順調に進んでいます。
 
 
Mサイズがもう現地在庫があと数枚になりました。
 
SORAさんにまた相談して追加(少しデザイン変更も含めて)注文を考えています。
 
特に現地シェムリアップでは調子がいいです!
 
応援して下さっているシェムリアップの雑貨屋さんCafe de SORAでも、
 
先日プロジェクトの宣伝をしていただきました。(感謝です!)
 
 
 
本当にみなさんの応援のおかげです。
 
ありがとうございます。

市場の魚シリーズ82(トンレサップ水系の地方市場)

 
プノンペンから我が家への帰り道は4つのルートがあります。
 
その中の一つである古都ウドンの町を経由してのルートを選んで帰りました。
 
下の写真はトンレサップ川を渡る橋を通過した時です。
 
ほんの数年前まではこんな橋はまったくなかったカンボジアですが、
 
最近は主要な場所に橋が架けられ、
 
交通事情は改善されつつあります。
 
 
とはいえ、まだまだこうしたインフラ整備が整うまでには
 
長い年月が必要です。
 
橋を渡ると、対岸の6号線まではとんでもない悪路で(笑)
 
10km以上の道のりは砂埃と穴や石の連続で車が壊れるのでは?と思う程スゴイ道が続きます。
 
 
そんな悪路のまわりはトンレサップ川の左岸に広がる
 
広大な氾濫原が大地を覆い尽くしています。
 
とくにこの辺りはその奥まで入る道がないので調査は難しい場所でもあります。
 
また、このエリアは地形的にダトニオの生息エリアですので、
 
この奥に地元民しか知らない湿地や池がある可能性があり、
 
ダトニオがいる可能性は大きいエリアです。
 
 
そんな妄想をしているうちになんとか国道へ出ることができ、
 
アスファルトの道がこれほど静かで平らな道だったことを痛感することができます(笑)
 
そんな余韻に浸る間もなく、小さな村に差し掛かりました。
 
朝早い時間にせっかく来たので、魚調査をしてみることに。
 
 
この村は規模が小さいので、それほど多くの魚が見られるわけではないのですが、
 
まだ未調査の村だったので
 
(これまでにも何度も通過していた村ですが、通過する時間帯が良くなく、魚がいませんでした)
 
やらないのはもったいないですよね。
 
 
最近はトンレサップ湖周辺の市場を見ていなかったので、
 
久しぶりに出会う氾濫原エリアの魚たちをみた時に、
 
すごくホッとした気持ちになってしまいました(笑)
 
この中でも10種類以上はいます

写真のほとんどはメコンデルタの代表的な小型魚ばかりです

プラーチョンと共に僕の好きなボティアBotiaB.modesta種とB.helodes種)もいました!

ミスタス2種やジャイアントグラス(Parambassis wolffii)などもいますね
トンレサップ湖内のグラスフィッシュは最大で手のひらを超えるサイズもいます

ピーコックスパイニールやバンデットシクリットで知られるプリストレピス(Pristolepis fasciata)は
このエリアの代表種ともいえます

この写真の中にもおよそ10種以上の魚たちが混ざっています


中央の魚は比較的数の少ないシリーヌス・ジュリエニ(Cirrhinus jullieni)です。


やはりコイ科が多くを占めていました。
それに次いでミスタス(Mystus)やパンガシウス(Pangasius)などのナマズの仲間が多かったです。

右上にはダトニオカラーのシュードミスタス・シアメンシス(Pseudomystus siamensis)がいますね!
 
 


2012年12月16日日曜日

市場の魚シリーズ81(プノンペン北部)

 
プノンペンからシェムリアップの町に帰る途中に
 
トンレサップ川沿いにいくつかの朝市があります。
 
今回は朝5時起きでプノンペンを出発して
 
少し魚のチェックをしてきました。
 
国道沿いなのに車とバイクでごった返しています(笑)
ここでは毎朝水揚げされた魚が各地に運ばれていきます。
 
 
 
でも、残念だったのは在来魚が少なく、
 
天然魚はほんの一部しか見られませんでした。
 
時期的なものも影響しているのですが、
 
とにかく養殖魚だらけで、イケスを持って散策しましたが、
 
欲しいと思うような魚には全く出会えませんでした(泣)
 

スポットパールンは重さを重視してかなり食べさせての出荷のようです(笑)
とてもぷっくらと太っていました。
 
レッドスネークヘッドの山です!

いったい何尾いるのでしょうか?
 これだけたくさんさばいても一日で消費してしまうのですからスゴイですよね!
 
 
 
下の写真はやっと見つけた天然魚!
 
Labeo chrysophekadionCyclocheilichthys furcatusでした!
 

この朝市の奥にはトンレサップ川が広がっています。

ちょっと覗きましたが、すでに魚の姿はありませんでした(笑)

市場の魚シリーズ80(プノンペン)

 
プノンペンでももちろん!市場をまわってきました!
 
プノンペンは海岸線から200km以上離れているのですが、
 
さすがは首都ですね。海産物がたくさん並んでいます。
 
 
上の写真はイワガキですね!
 
遠いシェムリアップの町にあるBBQ屋さんでも最近は食べることができますが、
 
少しでも鮮度の良いものとなると、難しいですよね。
 
その他には貝も種類が豊富でシェムリアップでは見られないような種類もありました。 
 

 
バラマンディ(ラテス)もたくさん見られました!!
 
今度中華屋さんで食用の生きたバラを買って帰って水槽で飼育してみたいですね。
 
 
何故か?秋刀魚が!!
 
タイなどでは冷凍で入荷しますが、
 
カンボジアで見たのは初めてです!!
 



そして淡水魚ゾーンです!!
 
今回はざっとチェックしましたが、この市場では30種程しか確認できませんでした。
 
やや少なめです。でも、トンレサップとメコンが交わる地点なので、魚は豊富なはずです。
 
でも、養殖魚が多いのも気になるところですね・・・
 
 

 
同じゾーンを4周してチェックしました。
 
そして2種類の魚を購入し、撮影のために宿に帰ろうとした時に、
 
久しぶりに幻の魚屋を見つけました!!
 
その店は本当に小さいんです(笑)
 
写真下がその店なのですが、分かりますか?
 
 
Fishes LifeのFisあたりの下にある青い洗面器がその店です!!!
 
そして、Cambodiaのaの右にある黄色と白の箱がストックの入れ物です。
 
下の写真がそのアップです!
 
実はこの店はただ1種の魚を売っているんです。
 
Pseudapocryptes elongatusというハゼ科の魚です!
 
数年前に一度見つけて購入したことがあり、
 
それ以降、いつも見当たらず、出会えなかったまさに幻の店なんです(笑)
 
 
 
ただ、おばさんに値段を聞くと、1kg10$といわれ、あまりにも高い値だったので
 
買うのをやめました!実際は欲しかったのですが、
 
買っても、もう写真もあるので、標本にするしかないという事であきらめました。
 
 
 
 
下の写真は今回あやしいと思って魚屋の中から選別してきた2種類のナマズです。
 
でも、残念ながらどちらも欲しかった魚ではありませんでした。
 
写真撮影も2時間かけて宿でしたのに、ちょっと残念でした!
 
 
大きい方はMicronema apogonで、
 
小さい方はパンガシウス属の1種P.polyuranodonでした!
 
 
低地(メコンデルタ)の魚はだいたい見てきたので、
 
この先、種類数を増やすのは相当大変だなーーと感じています(笑)
 
でも、逆に、細かいチェックをする機会が増えてきているので、
 
同定のポイントを覚えることができます。
 
まだまだ長い道のりなので、根気強くやらないといけませんね。
 
 


2012年12月14日金曜日

水槽設置しました

 
 
 
予定していたプノンペンのレストランでの水槽の仕事も無事に終わりました。
 
・・・とはいっても、実は電話でお聞きしていた内容よりも
 
しっかりと立ち上げ準備が進められており、
 
ほとんど何もしなくても十分なほど、よくできていました。
 
なので、実際には流木(1.9m1本、40-70cm程6本)と砂(お気に入りのカンボジア砂バケツ4杯)
 
を搬入して水槽のシステムの確認とその後のメンテ方法を少しお話したくらいでした。
 

 
それにしてもシェムリアップの町に比べると、
 
ガラス屋さんの腕の良さと材質の豊富さには驚きました!
 
さすがプノンペンですね!
 
それでも、タイや日本とは比べものになりませんが・・・
 
そのくらいシェムリアップは田舎なんだと再確認しました(笑)
 
 
濾過槽は水槽の一部を利用した3層構造タイプです。
 
2層が濾過槽で最後の3層目がサクションピット(ポンプ層)です。
 
ろ材はスポンジでしたが、500gほど珊瑚が入っていました。
 
インドシナの水とはいえあまり管理をしないカンボジア人が世話をするので、
 
このくらいの珊瑚は必要かもしれませんね。
 
 
下の写真は網戸を利用した蓋です。
 
今度水槽を作る際にガラス屋さんに説明できるように写真をとっておきました!
 
 
 
大きい流木は水槽が2mあるのですが、濾過槽の分だけ狭くなっているので、
 
準備しておいた鋸で少しカットしました。
 
10日後にはオープン予定との事なので間に合うか心配ですが、
 
何とかきれいな状態でスタートできると良いですね。
 
でも、まだ肝心の入れる魚が決まっていないというのです!!!
 
初回は小型魚を・・・との事ですので、
 
うまく集まるか心配です!
 
 
また今度プノンペンに行く機会があれば
 
その時はお店に行って店の紹介と共に水槽の様子もお伝えできるかと思います。
 
僕もこの先の展開はわからないので(笑)
 
これからどんな水槽になっていくのかが楽しみですね!
 
お互いに釣りも好きなので釣り仲間にもなれそうです!
 
今回のお仕事で魚好きな方と出会えたことがとても大きな収穫でした!!