2012年10月18日木曜日

トンレサップ湖へ行きました

 
トンレサップ湖へ行ってきました。
 
今回は魚調査ではなく知り合いの方のお供です。
 
シェムリアップの東側にある漁村から知り合いの船に乗り、
 
その隣の漁村までのプチ旅です。
 
 
今は雨季の最後なので湖の水位はかなり高い方です。
 
上の写真の高床式住居ですが、今はちょうど良い高さに見えますが、
 
乾季は湖面が低く、この辺りは陸地となります。
 
通常、トンレサップ湖の出入り口となるコンポンチュナン州の水位は
 
およそ8m毎年上下しますので、
 
単純に見てもここから8m水位が落ちると家はとてつもなく高い位置になるわけです。
 
実際、乾季に行くと、家に上がるためには
 
長い階段を使わないと上がれません(笑)
 
雨季は安心して家に入れますが、反対に乾季の方が怖いですよね。
 
 
 
上の写真は以前にも紹介した浸水林の一部です。
 
湖の辺りは比較的低い樹木ばかりでした。
 
ここも乾季には陸地となり、船がやっと通れる程度の水路だけが一本だけ残ります。
 
 
上の写真は浸水林が終わり、広い湖との境目になります。
 
木々もまばらになっていますよね。
 
 
そして、上の写真ははるかかなたまで見える湖面です。
 
この写真はちょうど湖の北から南を向いた状態ですが、南の岸までは湖の時期約250kmあります。
 
 
しばらく、湖岸を走ると、これまでとは違って、
 
やや高い木々が茂る森が遠くに見えてきました。
 
 
 
到着した時の写真です。(下)
 
まさに、ダトニオのいそうなポイントですよね!!
 


 
水面では小魚がたくさんライズしていました。
 
たぶんグラミーやラスボラです。
 
 
浸水林は本当に魅力的な場所でした。
 
一ヶ月くらい泊り込んで船で釣りしたいですね。
 
グラブで落とし込みしたり、トップでもいろいろな魚が狙えそうです。
 
そんな妄想をしながら見ていました(笑)
 
 
 
帰りに降りた漁村にある家に立ち寄り、
 
桟橋から水面の魚たちを観察してみました。
 
下の写真の右端に写っている魚はキノボリウオのライズシーンです。
 
10秒に一度はライズしに水面に突進してきます。
 
 
他にはスリースポットグラミーやキクロケイリクティス・アルマータスなども見られました。
 
その中で一番多かったのがエソムス・メタリカス(フライングバルブ)でした。
 
下の写真の水面に移っている魚はすべてヤツらです。
 
湖の魚は田んぼから水路から河川、湖と幅広い分布をしている魚です。
 
 
 


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