2012年6月30日土曜日

魚以外シリーズ2(亀)

魚以外シリーズ2(亀)です!

これも何カメか分かりません!

ご存知の方おられましたらお願いいたします。


甲羅を持っていたおじさんです!
何に使うのか?

魚以外シリーズ1(足なしイモリ)

魚以外シリーズ1(足なしイモリ)です!

アシナシイモリという存在すら知らなかった僕は

網に入ったこの生き物が怖くて小川から飛び出た記憶があります(笑)

魚?ヒル?ヘビ?

あの時は本当に悩みましたね(笑)

急いで町に戻り、日本にいる知り合いに写真を送って

何者なのかを教えてもらいました!


右に写っている魚はChanna gachuaの幼魚です!


ヒルにしてはちょっと感じが違うし、よく見ると目があります!


マジで気持ち悪くて(笑)一度も触ることなく持ち帰りました!


この仲間はインドシナにもたくさんいるようですが、


12年採集していますが、10年目にして始めて採った獲物でした。


今となっては可愛いようにも見えますが、

本当に怖かったですねー!


もし、この仲間について詳しい方がおられましたら、

ぜひご教授願います!!



2012年6月28日木曜日

皇太子さまカンボジア訪問

今日はインドシナに訪問されている皇太子さまがシェムリアップの町を

訪問されました!

いつもはゴチャゴチャの市場も見たことないくらいきれいに整頓され

皇太子様をお迎えする準備がされていました。



ちょうど今日はすぐ近くのレストランのメンテナンスだったのですが、

断水のため水槽に水が入れられず、

早めに一旦切り上げて皇太子さまを見に行ってきました!!

上の写真は到着の30分前ですが、

皇太子さまの車が到着する10秒ほど前にスコールが来て

大雨になりました!

でも、すぐに市場内へ入ったので雨の影響はありませんでした。


日本から観光で来られた若い女の子と話されていました。
とても穏やかな方のようですね。

2012年6月27日水曜日

市場の魚シリーズ35(カブトガニ)

おまけになりますが、以前海岸線に近い水域へハゼやメニーバーなどの汽水魚の
調査に行ったときに偶然投網にかかったカブトガニを紹介します!!
メニーバーの記事を書いているときにふと思い出しました!


カブトガニについてはほとんど知識がありませんが、
網に入ったときはさすがに興奮しました!
でも、想像していた以上に気持ち悪く(笑)
気軽に触れる生きものではありませんでした(笑)


僕は蛇やカエルもほとんど触りません!どうも魚以外の生きものは苦手です(笑)
このときは写真の個体が僕の初カブトガニでしたが、


その後も2尾交尾しているペアも採りました。
きっとかなりの数がいるのでしょうね。
日本では岡山などの瀬戸内海に絶滅に瀕している種がいるようですが、
それを考えるとカンボジアの水域はまだまだ多様性が残された良い水域なのでしょうね。


タイのチャトチャックではよくカブトガニが売られていますが


おそらく同じ種でしょうね。

これを食べる人もいるので信じられませんね(笑)
実際食べても食べる肉はほとんどないのでは・・・と思ってしまいます。



いつまでもここでカブトガニが見れる環境でいるといいですね。

市場の魚シリーズ34(メニーバーダトニオ)

学校建設の準備もほぼ整い、後は71日の着工を待つのみとなりました!
カンボジアにいる以上そうした活動を望んでいる日本の方々のお手伝いをすることも
一つの『役割』だと感じています。多くの参加者が出てくれるといいのですが・・・

最近はちょっとマニアックな魚ばかり紹介していたので
今日はダトニオを紹介します!
ダトニオといっても脇役のメニーバーです(笑)
この種の学名はDatnioides quadrifasciatusですよね。


ダトニオの中でも生息地が汽水域だという特異な性質をもつダトニオです。
日本のショップでも昔からよく見かける種で安価で購入できることから
皆さんも飼育したことがある方は多いのではないでしょうか。
でも、なかなか長期で飼育するのは難しく、

ショップで売られる個体も幼魚が大部分なので
20cm以上にするのは難しいですよね。



この魚の分布ですが、タイやベトナムなどのインドシナにも生息する種なのでカンボジア
にも生息しています。しかし、それほど頻繁に大量捕獲される種ではないので、
生息地の市場でも滅多にお目にかかる魚ではありません。
カンボジアでの生息地は様々ですが、

主に写真のような海岸線に近い大河川の下流域に生息しています。
一度ルアーで狙ってみたい種ですがなかなか思うようにはつれないようですね(笑)
でも、知り合いが偶然餌釣りをしていたおじさんが釣り上げたのを目撃しているので
餌ならつれる可能性がありそうですね(笑)

本来ダトニオ属は皆海産魚から淡水に進化したグループですので
この魚が汽水域に留まったのも納得いきますよね。
でも、汽水域は淡水域の中でも最後の水域なのでこれからカンボジアの経済が
発展すれば様々な環境問題を凝縮した水が集まる場所となるので、
今後のメニーバーの未来が心配です。
カンボジアでは捕獲圧というよりは河川環境の方が心配です。

2012年6月25日月曜日

市場の魚シリーズ33(Labeo barbatulus)

本日はブラックシャーク(Labeo chrysophekadion)に似ているLabeo barbatulusです。

この魚は見ての通りLabeo chrysophekadionにそっくりです!

写真の個体は50cmSLくらいの大型個体なのでやや色が違いますが、

20-30cmクラスのサイズはLabeo chrysophekadionのような黒い色をしていることが多く、

一見すると、間違ってしまうくらい似ています!



でも、背びれの長さが違うので、その特徴を知っていいれば、

すぐにわかります。

以前アップしたLabeo chrysophekadionの写真と比べてみてください。



Labeo chrysophekadionのときにも書きましたが、

本種はカンボジア北部のメコンでしかまだ確認していないので

おそらくその辺りからラオス・タイなどの北部を中心に生息する種だと思われます。


この種はまだ飼育したことないですし、

日本にも殆ど入荷していない種ではないでしょうか。

もし、見かけることがあれば一度観察してみてください(笑)

Labeo chrysophekadionと違うことが分かればかなりのマニアですよ!!


他にも区別するポイントはありますが背びれを見るのが簡単だと思います。




2012年6月23日土曜日

Betta splendensもらいました!


今店でブログをアップし終わり片付けようと電源を切ってすぐに

知り合いのサムナンという少年がBetta splendensを2尾もってきてくれました。

ほんの数分前の出来事です!!

彼は以前Betta splendensの記事でアップしたときの『先生方』の中の1人です(笑)




もらった容器は醤油の瓶でやや濁った水に入っていました(笑)

しかも、瓶の口には草を詰めています。

おそらく通気性がよくいつの間にか覚えた生活の知恵なのでしょう!

魚よりもその瓶と蓋に惚れてしまいました(笑)




数日前から彼にはベタをあげるといわれていたのですが、

それが今日だったんですね。

彼も魚好きな僕に喜んでもらえるのがとても嬉しいようです。

いつか水族館をしたときにはスタッフにしたい存在です(笑)



なかなか良い発色をしていましたよ!

でも、もう1尾はやはりメス並みの色でした。

帰ったら単独水槽へ入れないといけませんね。


水槽が見えないっ!

一昨日は水槽の仕事でお世話になっているバー&レストラン・ヨコハマを始め、
シェムリアップの中心街であるパブストリート周辺でライブイベントがありました!
そのヨコハマではMILOという知り合いのバンドが演奏しました!
この日はいつもよりたくさんのお客さん(推定200人)がライブを聞きに来て、
店に入りきれず、店の外にまで溢れてしまうくらい賑わいました!!


この人ごみの奥に2m水槽があります!

お陰で僕が管理する水槽(2mと1200水槽)は人で埋め尽くされ、

見ることもできませんでした()
ということは、それだけ多くの人に水槽を見てもらったのですから、
うれしいイベントでした!!

外から見るお客さん!
シェムリアップの町には世界中から人が集まるので、

おそらく数十カ国の人が1日に店へ来たのではないでしょうか!
とてもうれしい1日でした!!

(前日に水槽洗っておいて良かったです()

すぐ近くのバーで演奏中の外国人バンド!

この日はたくさんのバンドが参加しました!

2012年6月22日金曜日

市場の魚シリーズ32(ブラックシャーク)

本日もラベオ系フィッシュです!

これは皆さんよくご存知のLabeo chrysophekadionです!

カンボジア名はトライ・カアエクといい日本語ではカラスウオとなります。

まさに見たままですね!

この魚は日本においてはとても古くから知られる東南アジアの代表種の一つですよね。

でも、今は決して人気のある魚ではありません(笑)

以前僕が働いていた水族館でも飼育していたことがありますが、

気が荒く他の魚を追い掛け回してボロボロにしてしまうので

厄介なヤツ!というイメージですが、

それを払拭しようとカンボジアでも何度か飼育したことがありますが、



その全ての個体が同じように多種を攻撃し、

厄介者となりました!!

上手く飼育する方法はないのでしょうか(笑)


そんな魚ですがカンボジアでは食用としてよく市場で見かける種で、

おばちゃんたちがこの魚を買って帰る姿も目にします。

僕はまだ食べたことがありませんが、

美味しいのでしょうか??

いつか機会があれば食べてみたいですね(笑)


上の写真はトンレサップ川で刺し網をしたときに掛かった個体です。

色は薄いときもあれば真っ黒のときもあります。

基本的な分布域はメコン水系の大河川やトンレサップ湖など広い水域に多い

結果が出ています。たまに我が家の前の川でも採れていますが、

本当に極稀です。きっと支流や流入河川には侵入する性質ではないのでしょう。


またメコン上流(カンボジア国内の)域では少し生息数が減るように思えます。

これは近縁種のLabeo barbatulusの生息域になります。

反対に下流側ではこのLabeo barbatulusを確認していません。


この2種の関係はまだ分かりませんが、

ある程度違った水域を両者が好んでいるように思えます。

このテーマもいつか研究してみたいですね(笑)




学校建設の仕事

本日から数日は学校建設の仕事です。

日本からプロジェクトリーダーが来られるので一気に仕事を進めるチャンスです!

普段は団体メンバーが駐在していないのですべて僕とカンボジア人スタッフが行っているの

ですが、どうしても現場で決めなければいけない事や政府に提出する書類のサインなどは

代表の方でないといけませんからね。

下の写真が建設予定の田んぼです!!

7月1日着工予定で進めているので建設中の2ヶ月は忙しい毎日になりそうです!

きっと完成式では泣いてしまうかもしれませんね(笑)



2012年6月21日木曜日

市場の魚シリーズ30(大型コイ科らべお)

今回はコイ科の中でも大型のコイ科ラベオです。

ラベオの仲間はたくさんいますが今日はその中のLabeo pierreiです。

この魚は以前ラベオ・エリソロプテルスという名で呼ばれていた魚です。

コイ科の魚についていつもお世話になっている某博物館のスペシャリストに聞いたところ


によると、この名が今は最も有効な名のようです。

そんな魚ですが、この魚は10年ほど30cmくらいの小型サイズしか目にしていなかったの


で、写真のようなデカイサイズを初めて見たときは同じ魚だと気づかなかったほどです。

ラベオは口が下についているのですぐにその仲間だとわかりますよね。

まだ飼育は本格的にしたことがないのでわかりませんが、以外と難しそうですね。



 
どなたか飼育経験があれば是非、コメントください!!勉強になります!
この魚はカンボジアではサイズによって生息範囲が違うようです。
主にメコン水系で確認してきましたが、これまでに記録した個体サイズと地点を
よく見ると、小型個体はメコン下流からトンレサップにかけて出現しているようですが、

大型個体はメコンの上流(カンボジア国内で)からしか確認されていません。





メコン水系の魚の中には季節に応じて移動する種がたくさん確認されていますが、
この種はどうもサイズによって生息場所が違うようです。
また、日本でも時々ですが、ショップで見かける種です。
もし、見かけた際には他のビックフィッシュと同様に大きくなる種ですので
大きくなったときのことを考慮に入れて購入してくださいね!!
80cm級のサイズは怖いくらいの迫力ですよ!


本種の生息地。
ここはメコンの支流です!これで支流なんです(笑)デカいですよねー!

市場の魚シリーズ31(Crossocheilus)

今日は小型のコイ科魚Crossocheilusです。

ぱっと見ではラベオの仲間のようですが、

Crossocheilus(クロッソケイルス属)の魚に分類されます。

でも、系統的にはラベオの仲間に非常に近いグループであるようです。

口が下についているタイプですね!


最近は分かりませんが、以前はよくショップで見かける種でしたよね。

でも、気が荒いので混泳にはあまり向かない種ですが、

飼い方しだいでは上手く飼うこともできるようです。

今、家の研究室で飼育している個体は一切喧嘩をしないので

皆と仲良く泳いでいます。

これが何故かは未だに分かりませんが(笑)



本種は低地よりもやや山間部の流れのある河川でよく見かけます。

乾季で水量が少なく、透明度が高いときなどには、

岩や石の上を泳ぎ、Garraなどのようにコケを食んでいる姿を観察することができます。

また、これまでの経験では本種が採れる水域では確認される種類数が

とても多いことが多々あります。きっと魚にとって良い環境を好む種なのでしょう。

ですから、本種が採れると、いつもわくわくしながら投網を打ちます(笑)



現地で採れたときの魚体はなんともいえない色をしています。

これは本種に限ったことではありませんが、

やはり水槽ではなかなか天然水域と同様のコンディションを作るのは難しいんですね。

各ヒレは黄色く、鱗には黒い細かい模様が入り、本当にきれいです。

皆さんにも一度見ていただきたいですね!

このような一般種でも天然の水域で見る魚は一味違います。

そんな環境を体験できる自分は幸せだとつくづく感じます!!







2012年6月18日月曜日

市場の魚シリーズ29(中型コイ科)

今回はちょっと大きい小中型コイ科のHenicorhynchus属の紹介です。

Henicorhynchus(へ二コリンカス)属はカンボジアで3種確認しました。

その中でも最もたくさん採れる種がHenicorhynchus siamensisです。

種小名にもあるようにタイの個体が模式標本のようですが、

そのタイをはじめ、インドシナには広く分布する種です。



この種は特にきれいな模様もなければ色も単調なので地味で、

観賞魚としてはあまり人気のある種ではないようですが、

インドシナのコイ科水槽をイメージしている方には欠かせないほど

重要な魚です。とりわけカンボジアにおいては

通貨単位のリエルと同じ名を持つ魚で、

現地名をトライ・リエルといいます。

どちらが先についた名前かは知りませんが、

通貨と同じ名を持つということはそれだけカンボジアに

強く根付いた種であることは間違いありませんよね。


定置網ダイ漁で捕獲されるリエル
主に雨季が終わりトンレサップの水位が引き魚がメコンへ帰るときに設置され捕獲します。

この魚はカンボジアに広く分布しているのですが、

主な生息地はメコン・トンレサップなどの大水域です。

水路や湿地には殆ど進入しないのですが、

生息場所での生息密度は非常に高く、

定置網などを調査すると8割はこの魚という事もよくあるほどです。

漁獲された本種は主に魚醤(魚の塩辛ペースト)や魚醤油(タック・トライ)に加工されます。

サイズも5-10cmほどの魚なのでこれらの加工には適しているんですね。


大規模漁だけではなく家族単位での零細漁業でも
本種は捕獲されます。
写真をみても分かるようにものすごい量です。
下の写真の個体は上のHenicorhynchus siamensis ではなく、

Henicorhynchus lineatusという違う種です。

こちらはH.siamensisとは違い大水域だけではなく中河川や小河川にも侵入します。

また、時には山間部の河川でも見かけることがあるので

万能型の魚でしょうか(笑)

でも、この種はH.siamensisよりやや小型で、体表に縦縞が数本入り、ややスレンダーです。


つづいて、下の魚はHenicorhynchus lobatusです。

上の2種よりもさらに小さく、生息場所はH. lineatusとほぼ同様です。


もし、このHenicorhynchus属を見かけたら是非観察してみてください。

日本で言えばギンブナやニゴロ、キンブナのような存在ですね。

単調ですが、逆にシルバー一色に輝く魚体の魚が意外と好きです。

水槽に顔を近づけて魚体を観察するとその輝きや凛とした姿に惚れてしまいます(笑)

ですから、以前紹介したHypsibarbus属が大好きで、暇なときは鱗を近くで見て楽しんでいます(笑)







2012年6月16日土曜日

市場の魚シリーズ28(Boraras urophthalmoides)

続いても小型コイ科のBoraras urophthalmoidesです。

本種も一昔前には人気の種でしたよね。

とても小さいので小型の水槽での飼育には向いていますよね。



僕はカンボジアでこの魚を何度も採ってきましたが、

どうも他の魚とは違い、何かの条件を満たした水域でしか見られないような

気がしてなりません。なぜかというと、いつも採集時には

必ず予測を立てて水に入るのですが、

この種はいつも予想通りには出てきてくれません(笑)

他の魚、とりわけ低地の小型魚については大体当たるのですが、

この種はそうはいかないのです。



だからといって、これまで確認したことのある水域を見比べても

水質検査などをしたわけではないので詳しいことは分かりません。


そんなこともあり、いつも気に留めている種なのですが、

そのなぞはまだまだ解けそうもありません。




また、この魚も海岸線近くの淡水域からタイ・ラオスとの

ボーダーまで広い分布域をもつ魚です。

カンボジアの魚も日淡と同様に個々の種についてはまだまだ研究されていない

テーマが山ほどあるんですね!

未来の研究者さん!インドシナの魚を研究してみませんか?

きっと楽しい研究ができると思いますよ!!




市場の魚シリーズ27(Amblypharyngodon chulabornae)


今日は久しぶりにコイ科の魚です!

もうだいぶ前の事ですが一時期アクアリウム雑誌でも取り上げられていた、

コイ科の小型魚Amblypharyngodon chulabornaeです。

アンブリファリンゴドン・チュラボルナエ!長い名前ですね(笑)

大きくなっても2cmほどの小さい魚です。


こんな魚が市場で売られているのか?と思う方もいるかと思いますが、

小エビに混ざってよく見かけるんです。

大きな水域が近くにある地域ではそれほど見かけませんが、

地方の市場へ行くと見ることができます。



この魚は下の写真のような低地の水田地帯を中心に広く分布する種です。

乾季の水の少ない時期は僅かに残った池や湿地で雨季まで生き延びます。

先月もタガメの調査のときに水田地帯の干上がる寸前の小さな池でたくさん採集しました。

皆さんはご存知かと思いますが、この魚はスレに弱く、

タモで採集しても、もたもたしたり、雑に扱うとすぐに死んでしまいます。





この魚と出会う水域ではキノボリウオやクララの1種、プラーチョンなどが一緒に採れるので、

きっと良い餌になっているのでしょうね。




また、先ほどは低地の水田地帯に生息すると書きましたが、

海に近い水域でも見ることがあります。

もちろん、淡水域なのですがそのような水域でも見ることがあります。


カンボジアでの典型的な本種の生息地
実は僕自身まだこの種を本格的に飼育したことがないので

飼育に関してはあまり情報がないので今度機会があれば一度飼ってみたいです。

もし、ショップで見かけることがあれば他の小型魚と混泳させてみては?



2012年6月14日木曜日

市場の魚シリーズ26(キノボリウオ)

今日も有名な魚キノボリウオです。

キノボリウオの学名はAnabas testudineusですね。

アナバスの仲間という扱いでよくアクアリウム雑誌には登場しますよね。


キノボリウオは実際には木に登らないそうですね(笑)

でも、地を這うことは実際にするようで、カンボジア人の多くはその事実を

目撃したことがあるそうです!

先月も、テレビ関係の取材協力をされている方が

キノボリウオについての情報を聞きに来られました。

いつか放送されるときがくるかもしれませんね(笑)

テレビの力はすごいのでキノボリウオの知名度もさらに上がるかもしれませんね!



このキノボリウオはカンボジアの各地の市場で見かける種です。

主に低地が広がる地域であればまずコイツがいると思っていいほどです。

そのくらい、こいつの分布域は広く、スリースポットグラミーなどと共に

資源の豊富なグループに入ります。


写真上のような低地にできた湿地や池、水路などちょっとした水域で見られます。

市場では手のひらよりも大きいサイズの魚が並んでいますが、

そのサイズはこうした水域ではなかなか採れません。

ビックサイズはトンレサップ湖内などの大きな水域にしかいないんです。

いたることころで出会う魚です。
そんなキノボリウオですが、実際に飼育したことがある方は少ないんじゃないですかね。

意外と有名で安い魚ってなかなか買わないんですよね。

でも、じっくり飼ってみるとなかなか味のある奴ですよ!!


ラビリンス器官を持つ種ですのでテラリウムに凝っている方などには

意外とベストな種だったりするのでは・・・?







2012年6月13日水曜日

市場の魚シリーズ25(どぶ川)


日本では良く見かけるどぶ川ですが、

実はカンボジアではなかなか見つからないくらい少ないんですよ!

この写真は首都プノンペンの街中を流れる水路ですが、

カンボジアのインフラ整備はまだまだこれからの事業で、

プノンペンですらまだ整っていないくらいです。





見て分かると思いますが、黒い水でとても汚そうですよね。

まさかと思いますが、魚もちゃんといるんです。


僕が確認した魚種はスリースポットグラミーとフライングバルブ(Esomus metallicus)です。

奴らはこんな水域でも生きていけるんですね。

そして直接市場には出ないと思いますが、

ここで採れた魚を食べる人々もいます。

先ほどアップしたメコンとはまったく違う水域ですが、

このどぶ川も数百メートル下流でメコンとつながっているのです。

ここの魚は市場に出ることはもうないと思いますが、

こうした小さいところから改善していかないと

それが積もり積もれば大きな環境破壊につながるんですよね。

シェムリアップの町も同様にこのような水路が数本あります。

現在日本の援助で町の排水路を見直すプロジェクトがあり、専門家が来られています。

何とか改善できる対策を実行していただきたいです。

でも、それにはまずここに住む僕も含めた個人が意識をもたないといけないのですが、

その対策はまだ進んでいません。

これからこの町の環境がどうなるか心配です。

そのためにも少しでも多くの情報(今の生き物の情報)を

今のうちに調査して残す必要があるんですよね。

それを考えると、自分のやるべきことが少しですが見えてくるようにも思えます。

がんばらねーといけませんね!