2012年1月29日日曜日

Betta primaのフィールド3




続いて今回も水草写真でーす!

どなたかわかる方がいたら教えてください!よろしくお願いします。









写真の流れのあるような場所ではClarias batrachusClarias meladermaなどのクララやSilurichthys hasseltiのような小型ナマズが見られます。

Clarias meladerma


Clarias batrachusはカンボジアでも養殖に使われることがあるので比較的よく見かける種ですが、Clarias meladermaは山地の河川に多いようなのであまり食用にはされていません。そしてこの種の好きなところは採集した直後の色です。とにかく黒いです。真っ黒です。まさにブラッククララです(笑)いつも平野部の採集でClarias macrocephalusを見慣れているのでとても新鮮です。もしショップで見かけたら観察してみてください。


Silurichthys hasselti

Silurichthys hasseltiはあまり馴染みのない魚ですがナマズマニアにはたまらない種ですよね。こいつは実はまだメコン水系では確認していませんのでかなり生息域は限られているのでは?と思っています。今後のさらなる調査が必要ですね。

一度うちの食堂ではたらくスタッフの子を連れていった時の写真です。
魚観察に熱中していました(笑)



それからもう1つ、カンボジアは大きく雨期と乾季の二つの季節に分けることができるのですが、雨期の豪雨は凄い降雨量なので雨が降るとこの写真の川も濁流に変わります。

特にこの地域は南西モンスーンが海から入って来て最初にぶつかる山脈なのでカンボジアでも最も雨量が多い地域なんです!そんな水域で暮らす魚たちは実にたくましいなーと思う事がよくあります。

小さな個体はやはり自分のテリトリーを確保できないようです。
フラフラ泳いでいます。

その一方で大きな個体は縄張りがあり、岸近くの水草の周辺で
頑張っていました!!何個体化は口内に卵や稚魚を咥えています。

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